1人でも多くの人たちに少しでも沖縄の現状を伝えたいと思い、始めたオスプレイ不安クラブだが、
到底、沖縄の毎日のリアルを伝えきることなどできない。
まるで毎日が怒濤のような総掛かりの猛攻なのだ。
タイムス、今日の朝刊1~3面の見出しをひろっただけでもこれだけ並ぶ。
① 新区域に土砂投入 辺野古二か所目強行
② 嘉手納に戦闘機新施設 外来機、長期駐留可能に
③ 宮古島陸自きょう新設 警備部隊隊員380人配置
④ 県、土砂の性状に疑義 試料採取、政府に再三要請
➄ 政府説明置き去り 工事の長期化必至
⑥ 普天間の危険性放置・辺野古対案・協議が必要
➆ 工期や工費 明示せず 「沖縄よりそう」姿勢なく
まだまだある・・・。
三度の知事選と県民投票で圧倒的に示された民意を切り捨て、辺野古新基地建設につっぱしる安倍政権。
辺野古だけではない、嘉手納、普天間、八重山の自衛隊駐屯地とミサイル基地建設・・・。
これで平然と「沖縄の基地負担軽減」などと口走ることのできる奴は、異常だとしかいえない。
本土のみなさんにまずお願いしたいのは、これほど異常な状況を沖縄に「粛々と」押し付けてくる神奈川二区の「沖縄基地負担軽減担当大臣」なる人物を、まず何とかしてほしい、ということだ。
粛々の「沖縄基地負担軽減担当大臣」。
県民から拒否反応の
その菅が、粛々と島尻アイコの事務所入り !
あの産経新聞が報じる
島尻アイコ陣営の「菅隠し」。
2019.3.24 19:25
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は24日、沖縄県を訪問し、衆院沖縄3区補欠選挙(4月21日投開票)に出馬する自民党の島尻安伊子元沖縄北方担当相への支持を訴えた。だが、一連の会合は報道陣に一切公開されなかった。菅氏は米軍普天間飛行場(宜野湾=ぎのわん=市)の名護市辺野古移設に反対する革新勢力の批判の的となっている。隠密行動の背景には、自民党本部や首相官邸が主導する選挙対策に対する党沖縄県連の反発がある。
「なんとしても、島尻氏に大きな力を貸していただきますことをお願い申し上げます」
菅氏は24日、沖縄市内の島尻氏の事務所でこう呼びかけた。有権者に電話をかけるスタッフにも「みなさんは本当に大切な仕事をしています」と激励して回る熱の入れようだった。菅氏とすれば、名護市を抱える3区補選で勝利し、辺野古移設に弾みをつけたいところだ。
その後は那覇市で元県副知事のセミナーに出席したほか、県連幹部や地元経済界との会合を精力的にこなした。しかし、いずれの会合も非公開。島尻氏の事務所では、会場入り口に記者団を近づけさせない厳戒態勢をとった。
徹底した「菅隠し」は、昨年9月の知事選で自民党推薦候補が敗れた反省を踏まえたものだ。知事選では菅氏を含む国会議員が大挙して沖縄入りし、対立候補だった玉城(たまき)デニー知事の陣営は「国と沖縄の戦い」と宣伝した。今月23日の党県連大会に提出された知事選総括では「党本部(官邸)の沖縄県民の機微な感情の理解不足が表れた」とまで踏み込んだ。
島尻氏の選対幹部は「安倍晋三首相の応援も求めない。街頭演説は人が呼べる小泉進次郎厚生労働部会長だけでいい」と言い切る。選対本部長を務める沖縄市の桑江朝千夫(さちお)市長は24日、菅氏の応援について、記者団に「われわれから要請していない」と説明した。
とはいえ、沖縄市の会合には首長や市町村議だけで約110人が集まった。菅氏は振興予算に大きな影響力を持つだけに、地元首長や経済界と面会する効果は大きい。
菅氏が反発も覚悟で島尻氏の応援に入った理由はここにある。菅氏は帰京前、記者団から3区補選を聞かれると「振興策、県北部の病院建設、社会保障が争点になるのではないか」と強調した。(中村智隆、杉本康士)
菅の熱意の入れようは、産経が語るような沖縄の経済を思って、などではありえない。
東京から最も遠い島に基地リスクをすべて押し付け、基地利権だけはガッツリと。
所詮、そんな本土の
粛々と琉球処分の政治家だ。
それを証拠に、
見てみるがよい。
搬入される土砂の量も変わりなく、いま埋めてる区域もほとんど埋まっていないのに、
なぜ新しい区域の埋め立て開始したのか。
今の現状、
新たな土砂投入は午後か 沖縄防衛局、県に作業開始を連絡 辺野古新基地 | 沖縄タイムス
ご覧のとおり、埋め立てだけで、
1工区の契約金約126億円
2工区の契約金約73億
➡ 安藤・間建設・大豊建設・大米建設 JV、
菅の大成建設も、
国場幸之助の國場組も、
下地ミキオの大米建設も、
もう、手ぐすねひいてお待ちかねだよ。
県産黒石岩ズリで契約のはずが、赤土搬入という、運べば運ぶほど儲かる「金の砂」。
投入土砂は黄金の土砂だった ! 値が付かないほど粗悪な土砂を「岩ズリ」と称し、岩ズリの四倍の価格で大林組 JV と契約 - 基地建設で潤うのは基地から最も遠い者たちだ !
今日から
菅コネクションの大成建設が投入開始。
値もつかないほど質の悪い赤土を、通常の黒石岩ズリよりも数倍の値で搬入ているのだから、やめられない。
昨年から、その土砂の性情を検査させろと言っているが、そうとう都合が悪いから、検査させもしない。
文字通り、
ゼネコンやりたい放題の
税金垂れ流しのデタラメ工事。
基地で儲けるのは基地から最も遠いものたちだ。
沖縄タイムス+プラス2019年3月26日 12:43
沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局が強行する工事では、政府の言う「丁寧な説明」がなされているとは言い難い面もある。埋め立て土砂について、県は提出された土砂の性状試験検査の結果と投入された土砂が同一であるかどうか疑義があるとして、疑義事項に明確に答え、立ち入り調査と試料採取に応じるよう再三求めている。
これに対し、防衛局は「その(試験)結果や立ち会いなどで確認されており問題はない」と回答。立ち入り調査などについては、周辺海域で工事による水の濁りの影響は認められていないとし、「調査や試料採取の具体的な目的や項目を教えてほしい」と質問で返した。
もう、しんどいから、
こんな基地、はやく完成させて、面倒ごとはすっかり終わってほしいと願う皆さんに言いたいのは、
これは、
ずっと続いているということだ。
明日で琉球処分から140年目。
処分、という言葉をためらわず沖縄に対して使う、その構造は、140年も続いてきたし、
これからも続けるつもりだろう。
島尻アイコは、沖縄の負担を減らすためと言いながら、新たな重い負担を沖縄に負わすことを堂々と公約として盛り込んだ。
これからも「琉球処分」を続けさせるのか。
問われているのは、
この国の民主主義だ。
衆議院選挙 2019 ① 県知事選挙の時もこんなデマぶっ飛ばした名物「スルメのよっちゃん」が自民党・島尻アイコ候補の選対で活躍中の件