Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

総崩れスガの「チーム沖縄」~ 2020年糸満市長選挙の記録

 

 

わっかりやすい話だが、スガがやってきてチーム沖縄をつくった。本土の政権に都合のいい、基地誘致派の市長の集いだ。

 

2014年沖縄県知事選挙で、いい正月をおくった仲井眞が落選した後、焦ったスガは、再び沖縄にやってきた。

 

2015年8月29日、那覇市内のホテルで菅義偉官房長官との会談後、記者団を前に、宮古島のあの下地敏彦がチーム沖縄の発足を発表した。

 

市の沖縄県内11市のうち那覇市の城間幹子市長と名護市の稲嶺進市長をと名護市を除く9市の市長が「チーム沖縄」を結成、表向きは「沖縄の振興を考える保守系市長の会」なるものだが、もちろん、その本当の意図は明らかだった。つまり、沖縄に基地を押しつけるための政府御用達の市長を結集させ、沖縄県民が選んだ翁長県知事を潰すためだ。

 

しかし、どうだ。

その11人の市長たちはいま。

 

現職の「チーム沖縄」市長
  1. 松本哲治 浦添市
  2. 島袋俊夫 うるま市
  3. 松川正則 宜野湾市
  4. 中山義隆 石垣市
  5. 桑江朝千夫 沖縄市
  6. 渡具知武豊 名護市長 (2018年当選)
落選した市長
  1. 古謝景春南城市長(2018年落選による脱会)
  2. 佐喜眞淳宜野湾市長(2018年沖縄県知事選挙出馬に伴う辞職による脱会)
  3. 宜保晴毅豊見城市長(2018年落選による脱会)
  4. 上原昭糸満市長(2020年落選による脱会)
  5. 下地敏彦 宮古島市長(チーム沖縄会長: 2021年落選)← 今ここ

 

2020年6月7日 糸満市長選挙

 

糸満市長選挙きょう投開票 現職と新人、事実上の一騎打ち

琉球新報 2020年6月7日 10:59

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そして糸満市民のだした答えは


県民投票に込められた「基地のない平和な島」の実現をつよく望む。無所属新人で前糸満市議の當銘真栄氏がチーム沖縄の現職上原昭氏を破り初当選。

 

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糸満市長選 當銘真栄氏が現職破り初当選 – QAB NEWS Headline

 

びっくりするような票差だな。