名護市議選 ➁ これが驚愕の名護市議会 - 自民党系と公明系の市議らが議会で反対した議案の数々が信じられない内容の件
9月9日
名護市議会議員選挙。
2月の市長選で辺野古新基地建設を不問にしたまま当選した渡具知武豊市長、その自民党系会派と、新基地建設を問う野党。
名護市の明日を選ぶ
大切な選挙だ。
しかし、いま渡具知市長の市議会で、いったい今何がおきているのか、私たち市民は知っているのだろうか。
民主主義における選挙は、私たちの「声」をえらぶ選挙だ。
だから、候補者がどのような「代弁者」であるのか、ちゃんと知ったうえで、自分の「声」を選ばなければならない。
今日は、その名護市議会で、自民系会派(渡具知市長派)と公明党市議のみなさんが、いったいどのような「ご活躍」をしているのか、
その一端をご紹介したい。
- 辺野古キャンプ・シュワーブゲート前の交通渋滞緩和策を求める意見書
- 意見書案第8号新基地建設に伴う高さ制限に関する意見書
- 意見書案第4号辺野古新基地建設に伴う地質調査の結果とデータの全面公開、活断層の有無、環境アセスメントの追加を求める意見書
- 2017年9月28日意見書案第4号名護市安部区沿岸に墜落したMV-22オスプレイに関する米軍事故調査報告書の開示された全文の提出を求める意見書
- 意見書案第1号頻発する米軍機による事故等に抗議する意見書
他にもいろいろあるので随時検証していきたい。
ああ、
もう、この市議たちは
何のために、
どちらにむいて市議をやっているのか。
2018年7月2日
意見書案第7号
辺野古キャンプ・シュワーブゲート前の交通渋滞緩和策を求める意見書
膨大な工事車両の車列、そして抗議活動で渋滞が起こると予見されていても、警察が片道車線誘導すらしないで、わざと地元住民に見せしめのように渋滞を引き起こす。
こんな場所が本土のどこにあるだろうか。
渋滞は誰のせい? 座り込み、工事車両… 新基地工事進む辺野古・シュワブゲート前 | 沖縄タイムス+プラス
それに対し「交通渋滞緩和策を求めない」という自民党系市議と公明党系市議は、いったい何を考えているのか。ほとんど不気味である。
地域住民の負担となっている渋滞をわざとひきおこす、それに加担しているのが自民党系市議と公明党系市議だという事だ。
辺野古新基地建設強行に伴う渋滞は抗議の座り込みのせいではなく夥しい台数の工事車両を一気に集中させながら片側交互通行のような措置を全くとらない政府のやり方が要因。この日は工事車両は来なかったがすぐ西の沖縄高専の前では普通に片側交互通行させていた。政府の露骨さが際立つ。 pic.twitter.com/aRVr6D2aZX
— GURUKUN PARADE 0930 #沖縄県知事選 (@GurukunParade) August 21, 2018
2018年7月2日
意見書案第8号
新基地建設に伴う高さ制限に関する意見書
高さ制限規制など無視した辺野古の新基地建設。高さ制限内に沈む地域をマップでご覧いただきたい。
鉄塔や携帯基地局は移設しても、
— 🍀にものつぶやき🐦 (@RhukyuCerberus) August 18, 2018
高さ制限内に沈んでいる沖縄高専、久辺小学校、久辺中学校、久辺郵便局、周辺の民家71戸、名護防衛事務所は対象外‼
防衛局「米側との調整結果により、高さ制限の対象とはならず、米軍飛行場設置基準違反との指摘は当たらない」⁉
万事がこの調子、
納得できる⁉ pic.twitter.com/sTWiDCdqkw
沖縄防衛局は、送電鉄塔12か所が「高さ制限に抵触する工作物は飛行場の供用開始までに移設が必要」として移設を計画した。携帯電話3社基地局も移設が決定。
しかし辺野古の学校や民家住宅は、そのままで、問題なしと工事を続行。
名護市民の生命と暮らしは、 送電鉄塔や携帯電話基地局より軽いとでもいうのか。
こうした疑問も、名護市議会の自民党系議員10人にとっては、無問題、なのだ。
2018年3月28日
意見書案第4号
辺野古新基地建設に伴う地質調査の結果とデータの全面公開、活断層の有無、環境アセスメントの追加を求める意見書
新基地建設によって直接的な影響を受けることになる名護市民にとって、国民の税金をつかっておこなわれた各種調査の結果を知ることは、当然の知る権利である。
国民の税金で行ったはずの地質調査の結果を知りたくもない、名護市民に知らせたくもない、
2017年9月28日
意見書案第4号
名護市安部区沿岸に墜落したMV-22オスプレイに関する米軍事故調査報告書の開示された全文の提出を求める意見書
普天間オスプレイが墜落したのは、名護市安部 (辺野古の北側) だが、この市議らは、市民の生活を脅かす墜落事故よりも目先の利権と自民党の都合で動いている。
名護市内へのオスプレイ墜落事故への抗議決議・意見書に反対した自民系市議(現・渡具知市長派)は、反対理由として「フライトレコーダーが解析されていないのに墜落と決め付けるのはどうか」「基地建設が進んでいくのに反対・批判ばかりを唱え交付金が塩漬けにされている」などと発言。 #名護市議選 pic.twitter.com/xo6GxZ0FDZ
— 【徹底検証】名護市議会 (@nagoshigikai) August 28, 2018
意見書案第1号
頻発する米軍機による事故等に抗議する意見書
➡自民党系市議、退出8名、欠席2名
頻発する米軍機の事故やトラブルには、抗議する意思もないようだ。退席か欠席。
どうやらこの自民党系市議らが守っているのは、市民ではなく、米軍のようだ。
市民を守る気がない市議、
名護市民の代表として声を出すどころか、議会を退席・欠席する市議。
もし辺野古に基地建設されれば、名護市はこの三角形のど真ん中に位置することになる。
当事者として、調査報告の公開も求めず、オスプレイが名護市に墜落しようと、抗議決議にも反対する・・・・
いったい、
どちらに向いている市議たちですか、
それでもあなたは
これらの市議を選びますか。
礎之会 (渡具知武豊、金城隆、宮城さゆり、宮里尚、比嘉拓也、吉元義彦、宮城安秀、比嘉忍、岸本直也、仲尾ちあき、宮城弘子、長山隆) ならびに公明党系議員 (金城善英、大城秀樹)
【徹底検証】名護市議会 (@nagoshigikai) | Twitter
こちらも併せてお読みください。