2月7日 稲嶺市長、最後の登庁
最後の登庁の朝も通学路の見守り。通学途中の生徒たちが稲嶺さんにお手紙を渡しています。
稲嶺進さんにとって、
今日は名護市長として最後の日。
NHK沖縄放送局は、
稲嶺市長の今朝の様子を取材している。
今朝も、いつもと変わらず子供たちの通学を見守った稲嶺さん。
選挙の次の日も、おれたちが二日酔いの頭で目覚める前から、交通安全に立ち子どもたちを見守っていたススムさん。
取材映像には、行き交う車の中から感謝を込めて手を振る市民や、手紙を渡す女の子、感謝を述べている母子の姿が映る。
男子学生と拳を突き合わせる様子も映る。目が合うと同時に拳を突き出して挨拶する学生と稲嶺さん。
それは、カメラを向けられたことによるパフォーマンスではなく、2人にとっては、今まで通り、いつも通りの挨拶であることは、映像を見ればわかる。
その後、自転車で登庁した稲嶺さん。
沖縄が日本に復帰した年に名護市の職員となり、
その後、ずっと名護市の行政に関わってきた。
それも、今日で終わる。
これほどまでに、真面目に、ひたすら地域に尽くしてきた人が、その地域の人たち、約2万人が下した決断によって、今日、名護市役所を去る。
別の自治体に住む我々の中には、
「自分のとこの市長も、こんな人なら…」と、
名護市民を羨ましく思ってきた者も多くいるだろう。
真面目に市政運営してきた人が去り、
明日からは、
日本政府と「太いパイプ」を持つという、
「政府にお願いする」という人物が
名護市を運営する。
02月07日 11時32分
名護市長選挙で、新人の候補に敗れた現職の稲嶺市長は7日が最後の登庁です。
稲嶺市長は、今後も普天間基地の辺野古への移設に反対する取り組みを、続けていく考えを示しました。
名護市の稲嶺市長は、3期目を目指した今月4日の市長選挙で、新人の渡具知氏に敗れました。
任期満了の日を迎えた7日は、午前7時半ごろから、2期8年にわたる市長時代を含め10年近く行っているこどもたちの見守り活動を、自宅近くの交差点で行いました。
そして、午前9時すぎ、自転車に乗って市役所に登庁しました。
7日は身のまわりの整理などを行ったあと、午後4時から行われる退任式に参加する予定です。
稲嶺市長はNHKの取材に対し、「辺野古の問題だけ残っているが、その他のことについては納得できる仕事ができたと思っている。これからも時間を見つけて、基地のゲート前で行われている座り込みなどに参加していきたい」と話していました。
8年間名護市長として平和を希求し未来の子どもたちのことを第一に歩み続けた稲嶺ススム市長。退任式が本日執り行われます。
— 稲嶺ススム☆ネットシンカー (@susumu_shinka) 2018年2月7日
16時より名護市役所2階エレベーター前にて。#ありがとうススムさん pic.twitter.com/MnqzT6n9Nz
となりで小学生が泣いてる😭#稲嶺進#ありがとうススムさん pic.twitter.com/TTkGsFGErD
— HIROMI (@HIROMI150303) 2018年2月7日
2月7日 稲嶺市長、最後の登庁
— オスプレイ不安クラブ (@ospreyfuanclub) 2018年2月7日
選挙の翌朝、おれたちが二日酔いの頭で目覚める前から道に立ち、いつものように子どもたちを見守っていた稲嶺さん。そんな稲嶺さんの走る後ろ姿ばかりをみてきた。まさに #名護のひんぷんがじゅまる だった。#ありがとうススムさん https://t.co/eNG5mI1inX
さて、とぐち武豊の「太いパイプ」とはどんなパイプか。