沖縄県の埋め立て承認撤回を国交省が撤回効力停止に - 「書類の不備」で米軍基地犯罪の被害補償を10年も待たせる国が、「なりすまし審査請求」を13日間で決定書
何を考えているのか。
この、なりすまし政権は!
行政不服審査法とは、国の「違法又は不当な処分その他公権力の行使」に対し、国民が不服申立てをすることができる、「国民の権利利益の救済」をめざすものであり、
国が国家権力を濫用し、県を訴え、公権力を行使する目的としてあるのではない!
それなのに、
私人になりすまし自作自演の審査請求。
そして
あす10月31日
沖縄防衛局に決定書が届いた時点で、辺野古での埋め立て工事が可能になるという。
狂走する日本の政治。
県による辺野古沿岸部の埋め立て承認の撤回について10月30日、国が、撤回の効力を一時停止すると表明しました。
石井国交大臣会見「(沖縄防衛局による)執行停止の申立てにつきまして、沖縄防衛局及び沖縄県の双方から提出された書面の内容を審査した結果、承認撤回の効力を停止することとしましたので、ご報告いたします。」
沖縄防衛局は10月17日、埋め立て承認撤回への対抗措置として国土交通大臣に対し、撤回を無効とするよう求める審査請求と、撤回の効力を一時停止する執行停止を、申し立てていました。
石井国交大臣は、申し立てからわずか13日間で撤回の効力停止を発表しました。
10月31日、沖縄防衛局に決定書が届いた時点で県による承認撤回は効力が停止され、辺野古での埋め立て工事が可能となります。
石井国交大臣は、あの「私人なりすまし審査請求」からわずか13日間で撤回の効力停止を発表。
たとえば防衛局は、
かつて米兵にタクシー強盗に襲われ長く患い、6年前に亡くなった男性に対しても、死亡なのに、いまだ「症状の固定確認」ができていないから審査中だ、などとして、
遺族に10年間、なんの保障もしなかった。
10年間だ!
そんなに「書類の不備」で米軍基地犯罪の補償を10年も待たせる国が、
なぜ私人になりすました「書類の不備」だらけの審査請求で、13日間で決定書なるものが出てくるんだ?
こんな狂った茶番を許すな!
一人でも多くの人に声を届け、一人でも多くの地元の議員に声をかけ、一人でも多くのアクションを呼びかけてほしい。
この国のかたちは壊れている!
「結論ありきだ」デニー知事が憤り 辺野古埋め立て承認撤回・執行停止
【東京】沖縄県の玉城デニー知事は30日、名護市辺野古の新基地建設を巡る県の埋め立て承認撤回に対し、石井啓一国土交通相が執行停止を決めたことに「結論ありきで中身のないものだ」と述べ、強い憤りを示した。決定を不服として国地方係争処理委員会に審査を申し出る方針も示した。出張先の東京で記者団に答えた。
名護市辺野古の埋め立て承認撤回を石井啓一国交相が取り消したことに「強い憤りを禁じ得ない」と反発した玉城デニー知事=30日、東京都千代田区の都道府県会館
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知事は、内閣の一員である国交相が執行停止を決めたことに、「公平性・中立性を欠く判断がなされたことに、強い憤りを禁じ得ない」と反発。防衛省が工事再開の意向を示していることには「県との事前協議が整うことなく工事に着工することや、土砂投入をすることは断じて認められない」と述べ、工事再開を容認しない考えも示した。
玉城知事と沖縄を全国の皆さんで支えてほしい。