日本は7割以上の安保負担を沖縄に押しつけている。ゆえに安保問題を少しでも知ろうと思うなら、本土のメディアよりも沖縄の新聞を購読した方がいいだろう。安保関係の報道を7割以上沖縄二紙に押しつけているわけだ。
昨日の沖縄タイムス
今日の琉球新報
沖縄で米軍機事故、15年で511件 墜落9件、不時着多数の現状 危険性の放置続く
米軍普天間飛行場所属のCH53D大型輸送ヘリが沖縄国際大学に墜落した2004年から18年までの15年間、県内で発生した米軍航空機の関連事故は511件に上ることが分かった。墜落は9件で、部品落下や機体からの出火、パンクなどが92件、緊急着陸や不時着は410件だった。日米は沖国大の事故を受けて設定した米軍機事故に関するガイドラインを今年7月に改定し、日本側の迅速な立ち入りを目指すとした。一方で、事故は県内各地で毎年相次ぎ、危険性が放置され続けている。
県は普天間飛行場と嘉手納基地の所属機、県外や国外の基地から飛来する外来機が県内で起こした事故をまとめている。
普天間所属の米軍機は16年12月に垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが名護市安部の海岸に墜落。墜落にはカウントされていないが、17年10月には東村高江の牧草地にCH53E大型輸送ヘリが不時着した後に炎上した。
沖国大以降の墜落事故で最も多いのは嘉手納基地所属のF15戦闘機で、06年、13年、18年の3件が発生し沖縄近海に墜落した。嘉手納所属ではこのほか08年に嘉手納エアロクラブ所属のセスナ機が名護市の畑、13年8月にHH60救難ヘリコプターが宜野座村のキャンプ・ハンセンで墜落した。
また、墜落9件のうち2件は16年9月に米軍岩国基地所属のAV8ハリアー、18年11月に同基地所属のFA18戦闘攻撃機が沖縄近海に墜落。政府が強調する沖縄の負担軽減に逆行する外来機の飛来が事故を引き起こしている。
「不時着」が410件と多くなっているのは基地内への緊急着陸を含んでいることが理由だが、17年9月に普天間所属のオスプレイが新石垣空港に緊急着陸し滑走路が一時閉鎖され、18年には普天間所属のヘリが立て続けに民間地に着陸する事故も発生している。
県民を危険にさらす部品落下や、着陸時にタイヤの空気が抜けるパンクなども多かった。
飛行経路、米軍が守っているわけもなく、またその飛行経路をごっそりウェブから削除する防衛局。防衛局は米軍を防衛している。
凄いよな。
米軍は勝手にこちらに規制線はまもらせるが、自分たちは飛行経路を守ろうともしない。
沖国ヘリ墜落事故かおこった時の宜野湾市長は、理系の教養に裏付けされた揺るがぬ信念の伊波洋一参議院議員。市としてしっかりと市民の危機感と要請を言語化し、写真展なども行った。基地対策課も頑張った。
今は県知事選挙の混乱の中で当選し、県民投票すら拒絶する自民系の松川正則氏。日米地位協定に関しても、先日初めて「1歩でも2歩でも改定できれば、という思いはある」と発言。
思いはある、的な淡い感想しか持てないこの人物が宜野湾市の市政を担う資質など持ち合わせているわけもない。
この人物に何かを期待するのは無理だろう。
稲嶺元知事ですらこう言っているんだが、最近の沖縄自民・沖縄公明党の劣化具合は激しすぎる。
あえて集落目指しているのか 夜間に米軍ヘリの爆音 張り巡らされた空の危険 「負担軽減なっていない」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス