沖縄の『やまない雨』、沖縄県民の『涙の雨』 - うるま市の島袋市長、その流した涙を忘れるな
2016年5月21日
71年前のきょう、沖縄では大雨が降り続いた。
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そして今日も、
沖縄では大雨が降り続いた。
涙の雨。
うちなぁ中の涙だ。
毎日、琉球新報で掲載される4コマ漫画「がじゅまるファミリー」。今日は、そこでも雨がやまない。
沖縄では、
71年前から涙の雨がやまない。
流す涙の原因は、
71年前も今日も、全く一緒で変わらない。
米軍の駐留も、それに起因する事件や事故も、米軍関係者による犯罪も、そしてなにより、日本という国が沖縄という小さな島々に突きつける理不尽な要求も。
71年前…いや、そのもっと、もっと前から続き、
きょうも同じ。
全く一緒で変わらない。
4コマ漫画の横では、「うるま市長が涙の抗議」。
島袋俊夫うるま市長は、沖縄の政界きっての保守。米軍駐留と新基地建設を容認する保守系市長の会「チーム沖縄」のひとりだ。
島袋市長、
その流した涙を忘れるな。
これを機会に、あなたが容認する在沖米軍基地の問題を真剣に考えて欲しい。
うるま市長、涙の抗議 沖縄大使に「町の安心は国の務め」 米軍属事件
【うるま】米軍属女性死体遺棄事件を受け20日、水上正史沖縄担当大使と井上一徳沖縄防衛局長がうるま市役所を訪れ、島袋俊夫うるま市長に「おわび申し上げる。再発防止徹底に努めたい」と謝罪した。
島袋市長は、目に涙を浮かべて時折声を詰まらせながら、「心から安心して住める町づくりが行政の務めであり、国の務めでもある。安全、安心な町づくりの確保を強く求めたい」と強く抗議した。
面談は重苦しい雰囲気の中続いた。水上大使は終始うつむきながら、「われわれもやるせない思いだ」と話した。島袋市長はこれまでにも米軍関係の事件発生後、再発防止の徹底を政府に求めてきたことに触れ、「こういった事件がいつまでも続くことが異常だ」と強く非難し、日米地位協定の改定を求めた。水上大使らはこれに対し返答せず、沈黙が続いた。
さらに島袋市長は「うるま市に魅力を感じて来てもらった若い、将来のある女性だったが、最悪の結果になってしまった。家族や知人、関係者の気持ちを考えると大変忍びない」と述べ、再発防止徹底を訴えた。
< 追加 >
公約をころりとひるがえし、流した涙をすぐに忘れ、市民よりも選挙と利権を選び取る市政では、この現状はいつまでたっても変わりません。