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声を忘れた政治家は - 島袋市長の「県内移設反対の意思」

2017年4月25日

 

 歌を忘れたカナリアは後ろの山に棄てましょか
 いえいえ それはかわいそう
 歌を忘れたカナリアは背戸の小薮に埋けましょか
 いえいえ それはなりませぬ
 歌を忘れたカナリアは柳の鞭でぶちましょか
 いえいえ それはかわいそう
 歌を忘れたカナリア象牙の舟に銀のかい
 月夜の海に浮かべれば 忘れた歌を思い出す   

 

 

さて、うるま市の市長として再選された島袋市長であるが、

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忘却は愚民政治の友、

忘却こそが民主主義の敵であるので、

島袋市長の当初の声をいま一度、ここで確認しておきたい。

 

 

2009年うるま市市長として初当選した島袋俊夫氏。 

さあ、これが市長の原点ですね。

県内移設絶対反対。

 

琉球朝日放送 報道制作部 ニュースQプラス » 島袋うるま市長 県内移設反対の意思伝えたい

2010年4月22日

県民大会を前に、うるま市の島袋市長は22日に会見を開き

県内移設反対の意思をはっきりと伝えたい」と参加の決意を述べました。

島袋市長は「地元があたかも反対の意思がないような報道もあり、それを否定するためにも首長として4・25県民大会に出席し、はっきり宣言させてくれということです」と述べました。

うるま市の島袋市長はこのように述べ、県民大会に出席し、移設候補地として名前のあがっている勝連沖埋め立て案に市長としてしっかり反対の意思を示すと決意を語りました。

また島袋市長は「旧勝連町時代の13年前にすでに移設はNOという民意は出ている」と述べ、

政府はもっと地元の民意を尊重し、対米交渉に臨むべきだと指摘しました。島袋市長は25日の大会当日、壇上で決意表明します。

 

2010年4月25日の県民大会では、あなたはみずからうるま市実行委員会の委員長を務め、大会で、「巨大軍事都市化につながりかねず、到底容認できない」と拒否の姿勢を明確に宣言した。違いましたかね。

 

2012年の九州市長会で、米新型輸送機オスプレイの沖縄配備に反対する決議の採択が見送られた際には、あなたは

asahi.com(朝日新聞社):九州市長会「オスプレイ反対」採択せず 失望広がる沖縄 - 普天間移設の行方

九州市長会の理事で、7日夜から文言の修正にあたった島袋俊夫・うるま市長は「釈然としない思いで、夜も眠れなかった」と明かす。「基地負担の議論は避けて通れないのに、自分たちにとって厳しい議論はしたくない。そんな本土側の本音を初めて聞いた気がする」と語った。

と、強い憤りの声を漏らした。それも忘れてはいまい。

 

それから数年がたった。

 

2016年5月21日 のことだ。

あなたは同市の米軍属による女性殺害事件をうけ、涙し、こう訴えた。

 

うるま市長、涙の抗議 沖縄大使に「町の安心は国の務め」 米軍属事件 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

うるま市長、涙の抗議 沖縄大使に「町の安心は国の務め」 米軍属事件

【うるま】米軍属女性死体遺棄事件を受け20日、水上正史沖縄担当大使と井上一徳沖縄防衛局長がうるま市役所を訪れ、島袋俊夫うるま市長に「おわび申し上げる。再発防止徹底に努めたい」と謝罪した。島袋市長は、目に涙を浮かべて時折声を詰まらせながら、「心から安心して住める町づくりが行政の務めであり、国の務めでもある。安全、安心な町づくりの確保を強く求めたい」と強く抗議した。

 面談は重苦しい雰囲気の中続いた。水上大使は終始うつむきながら、「われわれもやるせない思いだ」と話した。島袋市長はこれまでにも米軍関係の事件発生後、再発防止の徹底を政府に求めてきたことに触れ、こういった事件がいつまでも続くことが異常だ」と強く非難し、日米地位協定の改定を求めた。水上大使らはこれに対し返答せず、沈黙が続いた。
 さらに島袋市長は「うるま市に魅力を感じて来てもらった若い、将来のある女性だったが、最悪の結果になってしまった。家族や知人、関係者の気持ちを考えると大変忍びない」と述べ、再発防止徹底を訴えた。

 

 

ところが、どうだろう。

島袋氏は健忘症なのか、それとも・・・。

自らの声を失ったカナリヤなのか。

 

今年、

2017年2月19日の出馬表明の場で、島袋氏はあの素っ頓狂な発言で県民を呆れさせた。

 

基地問題については「新たな都市基盤を構築し長期的なプランで考えていきたい」とし、米軍基地を資源として捉え経済振興に生かすというのだ。

 


くしくも市長と同姓のうるま市のうら若き女性が犠牲になった日から1年もたたずして、また、いったいこれはどうしたことか。

米軍基地を資源として利用する? 

米軍基地にいいように利用され翻弄されているのは、こちらのほうではないか。

しかも、いったい具体的にどのように米軍基地を資源として経済振興に生かすというのか、基地に依存する街が軒並みさびついて苦しんでいる昨今。

頭が半世紀前の米軍ドリームで白濁しているのではないか?

 

その1週間後、2月26日、島袋氏は保守系市長の九人組、あのチーム沖縄の一人として岸田外相に朝食会に呼び出され、「辺野古が唯一」と言い渡される。

チーム沖縄と、名前だけは威勢がいいが、これでは本土のポチ犬市長の会、基地依存の会。

 

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外相「辺野古が唯一」 保守9市長に言及 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

岸田外相は米国のティラーソン国務長官との会談に言及し「普天間飛行場の危険の除去は重要な課題であること、辺野古移設が唯一の方法だという考えのもと沖縄の負担軽減を進めていかなくてはならないという議論が行われた」と述べた。

 

市長再選を受けての昨日のインタビューで、島袋氏はあの昨年の事件について少しも言及することはなかった。

 

一年もたたないうちにあの沖縄中を哀しみと怒りに突き落とした事件をすっかり無かったことにできる、その頭の構造はどうなっているのか。

 

年齢を重ね、腰を据えて市の未来に向きあうどころか、島袋市長は白濁した米軍ドリームの中で、おのれの声にむきあうことすら忘れてしまったかのようだ。

 

老いさらばえて、リア王のように真実を見る目を失ってしまったのか。

 

初心忘れるべからず。

あなたが忘れているようだから、

もう一度、うるま市の首長としてのあなたの声をここに記す。

 

琉球朝日放送 報道制作部 ニュースQプラス » 島袋うるま市長 県内移設反対の意思伝えたい

2010年4月22日

県内移設反対の意思をはっきりと伝えたい」

「地元があたかも反対の意思がないような報道もあり、それを否定するためにも首長として4・25県民大会に出席し、はっきり宣言させてくれということです」

政府はもっと地元の民意を尊重し、対米交渉に臨むべきだ。

 

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