2017年5月16日
■ 当事者意識を自覚する事からの逃げ ■
「知らないからしょうがない」と開き直る発言をよく耳にする。
知ろうとしない自分を肯定するのは幼稚なことだ。
日常生活に、米軍基地から派生する障害が無く支障もない大方の日本人は、
遠い海の向こうの島でおこり続けている事など「関係ない」と、
見る事も考える事も行動する事もなく戦後を生きてきた。
一方、日本人は海外の恵まれない子供たちに寄付や災害支援は大好きだ。
「被害者」でも「加害者」でもない、あしながおじさんのような立場に立つことが好きなのだ。
責任のないところで「いい人」になるのは簡単だ。
それは「当事者意識を自覚する事からの逃げ」なのだ。
蔓延する「韓国人差別」にも通ずる心理。
「おかわいそうにね。」と、
言葉だけで逃げないで。
自覚してほしい。
あなたもわたしも、
日本人とアメリカ人はすべては、
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安倍政権の沖縄いじめの中『あさイチ』が基地に苦しむ沖縄の声を紹介! 井ノ原快彦は「沖縄の現実を想像しよう」
2017.05.15 リテラ
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柳澤は、こうした「本土」の傲慢をこのように指摘する。
「僕自身も正直、こうやって沖縄の基地のことを取り上げるときに、原稿上は『沖縄の基地問題』って書くじゃない。これにものすごく違和感を感じているんですよ、最近。『沖縄の問題』『沖縄の基地問題』、これ違うんじゃないかと。『日本の問題じゃないか』って。沖縄と本土というよりも日本全体の問題だってことを意識しないと、これは現実をきっちり捉えることできないんじゃないかって、つくづく思う」
そして、司会の井ノ原快彦は、「沖縄の生活が脅かされた現実を想像すること」を視聴者に投げかけた。
「(本土から切り離されていた過去は)全部それって、しょうがないことじゃなくて、いろいろ軍のことだったりとかいろんなことが関わっているわけだから、それをずっとひきずりながらいまも暮らしていて、いまも生活を脅かされているというところで想像していかないと」
また、番組ゲストだった俳優の内藤剛志は、
「沖縄の新聞っていまだに戦争のことを毎日のように取材している」ことを“評価”した上で、こうした知る機会が「本土にはない」からこそ、「知るところからはじめよう」「行ってみることも大事」と訴えた。