2017年3月31日
■ この国は、この国の国民は、 ■
去年の9月25日、沖縄の米軍基地の日本本土に引き取るべきかどうかなどの、ウチナーンチュとヤマトーンチュ双方の識者によるシンポジウムが行われた。
日米安保を支持するのであれば、本土で基地を引き取るべきだ、いや、本土も大変なんだから沖縄だけが大変だというのはおかしい、米軍の戦闘支援をしている加害者としての立場は沖縄も変わらない、それを本土の人間が言うのはおかしい、等々・・・。
さて、そのシンポジウムから半年がたちました。県知事、議員、識者、県民、その他にも多くの話し合いや新聞記事がだされ、沖縄の訴えを示してきました。
しかし現在、高江の工事はほぼ終わってしまい、辺野古新基地は県民の訴え県の施策を無視しながら、国のいうところで粛々と進められています。
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昨日、外務省沖縄事務局の川田全権大使は、県議らへ、
「普天間基地の5年以内の運用停止は辺野古移設の進捗が前提だ」
外務省が米国へ運用停止を働き掛けたかを問われ「知らない」と発言した。
運用停止に関する米側との交渉は「私の役目ではない」とも述べた。
全権大使って、国家権力を示す大使だったんですね!!
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2017年3月31日 沖縄タイムス
普天間閉鎖「辺野古が前提」 外務省沖縄大使「私の役目ではない」
外務省沖縄事務所の川田司特命全権大使は30日、米軍普天間飛行場の5年以内運用停止に関し、2013年の県との約束は、名護市辺野古の新基地建設を進めることが前提だったと明言した。13年当時、新基地建設工事の進捗(しんちょく)とリンクするとの約束は交わしておらず、政府が一方的に約束をほごにした形。外務省幹部の発言に、県内から反発が上がるのは必至だ。
県議らへ5年以内の運用停止は辺野古移設の進捗が前提だと語る川田司大使=30日、那覇市の外務省沖縄事務所
運用停止の実現を求める意見書を全会一致で可決し、要請に訪れた県議らに語った。川田氏は安倍晋三首相がことし2月に、翁長雄志知事の協力が得られないため停止の実現は難しいとした発言に触れ「(辺野古の進捗は)当然の前提だ」と述べた。
また、外務省が米国へ運用停止を働き掛けたかを問われ「知らない」と発言。運用停止に関する米側との交渉は「私の役目ではない」とも述べた。「役割だ」と指摘する議員に対し「なぜ、あなたに決められるのか」と反論する場面もあった。外務省は沖縄事務所の役割は「自治体の意見を聞き、米軍との連絡調整を行う」としており、責任放棄とも受け取れる発言に批判が集まりそうだ。
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結局、沖縄は黙れってことですよね。
黙って受け入れろということですよね。
そんな国だったんですね。
明日で辺野古の座り込みは1000日を迎えます。
黙ったら受け入れたのと同じ事です。
黙りませんよ(怒)。
「ウチナーンチュ!!、うしぇーてぃー、ないびらんどー」(怒)