ヒロジさん、五か月目にして一部面会が許される
2017年3月10日
昨日の News 23 のニュースを受けてなのか、
今日10日夜、五か月目にして、やっと一部面会と手紙のやり取りが許可されたという。伴侶の方に限って、という条件だ。
確かに朗報ではある。
しかし、このことは同時に、安倍政権において司法がかくも劣化しているということを、逆に明白に暴き出しているといってもいい。
憲法で保障されている国民として当然の権利が、一人のウチナーに、ほんの一部適応されるまで、五か月もかかるのは何故だ。
元最高裁判事も、こんなことはあり得ないことだと語る。有刺鉄線を一本切ったとか切らないとか、そんな微罪で拘留し、保釈はおろか、家族との面会も手紙のやり取りも許さぬまま五か月間。
あのアムネスティーが動き出しても、日本の電波はほとんどをそれを大きくとりあげることはなかった。
それがやっと News23 で「反対運動リーダー勾留5ヶ月、家族との面会一度も認められぬまま...」と報道された途端に、すごすごと事態を変える。
秘密の悪事がばれた少年のように、表面的な体裁を繕おうとする。
そのことが、もうひとつの安倍政権の側面を如実に語る。
つまり、沖縄への安倍政権のこれほどまでの弾圧は、多くの国民の政治への無関心さと、それを醸すかのように、意図的に TV メディアが沖縄の現実をほとんど電波にのせることがないという、そんな日本のメディアの衰退に支えられているということなのだ。
TV メディアが報じなければ、この安倍政権は、かつてのビルマ (ミャンマー) 軍事政権のインセイン刑務所と同じことを、この沖縄の地でやり続ける。
日本のメディアを国民のもとにとりもどせ。
日本の民主主義が汚辱にまみれ地獄の底に堕ちこむ、その前に。
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