2017年1月27日
■ 「殺すつもりはなかった」■
殺人事件が報道される時、よく耳にする容疑者の供述がある。
「殺すつもりはなかった」
そのような言葉がニュースで伝えられるたびに、つぶやく。
「殺すつもりはなかった??」
今夜もそうだ。
夕方のNHK沖縄放送局のニュースでは、去年4月末に若い女性が拉致、強姦、殺害されて雑木林に遺棄された事件の容疑者が、
『女性を乱暴しようとして死亡させた罪や、遺体を遺棄した罪を認めている』ことを担当の弁護士に認めたことが報じられた。
『一方で、殺人については「殺すつもりはなかった」と否認している』とのこと。
殺すつもりはなかった…。
この容疑者は、殺人という究極の罪を犯す前に、
女性を拉致、強姦しており、その時点で彼女の心と身体は、ズダズタにされている。
その時点で、彼女の心は殺されている。
殺すつもりだったのだ。
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NHK沖縄放送局より
2017年1月27日
米軍属の男 遺体遺棄認める
沖縄県うるま市の路上で20歳の女性に暴行を加えて乱暴しようとしたうえ殺害したとして、殺人などの罪に問われているアメリカ軍の軍属の男が、弁護士に対し、女性を乱暴しようとして死亡させた罪や、遺体を遺棄した罪を認めていることが分かりました。
一方で、殺意はなかったとして、殺人については否認しているということです。
アメリカ軍の軍属、ケネフ・シンザト被告(33)は、去年4月、うるま市の路上で20歳の会社員の女性に乱暴しようとしたうえ殺害したとして、殺人などの罪に問われています。
シンザト被告は、逮捕された当初、殺害についてほのめかす供述をしていましたが、その後の調べには、事件について何も話していませんでした。
しかし、シンザト被告の弁護士は27日、記者団に対し、今は女性を乱暴しようとして死亡させた罪や遺体を遺棄した罪を認めていることを明らかにしました。
一方で、殺人については「殺すつもりはなかった」と否認しているということで、裁判では、殺意の有無が焦点になりそうです。
また、裁判の進行をめぐっては、27日に那覇地方裁判所で弁護士と検察官、それに、裁判官が参加して打ち合わせが行われ、3月10日から、事前に裁判の争点などを整理する「公判前整理手続き」が行われることが決まりました。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5093422831.html?t=1485513485749
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