【県民投票結果まとめ ①】 みよ、これが沖縄の「民意」 - 不参加表明市長5市の結果は !? - 政府は直ちに工事中止し、開かれた民主的な方法で真摯に沖縄県に向きあうべし !!!
辺野古埋立、
反対 72.1%、賛成 19.0%
圧倒的な民意
というのはこういう数字をいうのだろう。
今回の県民投票の期間中は、実は決していい天候とはいえなかった。雨がずっと降ったりやんだり、今日は急に寒くなったりと、お年寄りにはつらい天候が続き、なかなか外出しにくいなか、
投票率 52.48%
24日実施の沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票は、投票率が52・48%となった。投票資格者総数は115万3591人で、60万5394人(男性28万1203人、女性32万4191人)が投票した。そのうち一部地域を除き15~23日まで実施された期日前投票では、23万7447人が票を投じた。
そして、
この圧倒的な結果である。
賛成 114,933 (得票率19.1%)
反対 434,273 (得票率72.2%)
どちらでもない 52,682 (得票率8.8%)
それは、昨年9月にゼロ打ちで当確をだして当選したデニー知事の得票数、約39万6千を大きく上回る、
43万4273票
24日に実施された沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設に必要な埋め立ての賛否を問う県民投票で、埋め立てに「反対」の得票が40万票を上回り、投票総数の7割を超えた。昨年9月の県知事選で、玉城デニー知事が獲得した約39万6千票も上回り、新基地建設反対の民意がより明確に示された。
この数字を裏打ちしているのが、朝日新聞が行った出口調査。なんと
自民党支持層の過半数 (45%)、そして、公明党支持層の過半数 (55%) が、辺野古反対に投票している。
この真実を、常にトップダウンで県民に無理強いし、辺野古移設に駆り立ててきた自公各党は重く受け止めるべきである。
安倍内閣の沖縄基地問題への姿勢、「評価しない」79% - 沖縄 [沖縄県民投票]
沖縄県民投票で、投票した人の79%が安倍内閣の沖縄の基地問題に対する姿勢を「評価しない」と答え、そのうち85%が埋め立てに「反対」の票を投じていたことが、朝日新聞が24日実施した出口調査でわかった。政府に対する県民の厳しい視線が、多数を占めた「反対」に直結していた。調査は60投票所で実施し、3173人から有効回答を得た。無回答や四捨五入のため合計が100%にならないものがある。
「反対」はすべての年代で多数となり、30代以下で6割、40~50代は7割、60代以上は8割超と年代が上がるほど増えた。支持政党別では自民支持層の45%、公明支持層の55%、無党派層の79%が「反対」に入れていた。
自民支持層は、昨年9月の県知事選で当日投票者全体の33%を占めていたが、今回の県民投票では全体の19%と大きく減った。
一方、「賛成」に投票したのは、比較的多い20代で23%。「どちらでもない」に投票したのは、比較的多い20代で15%。「賛成」「どちらでもない」はともに、年代が上がるほど割合が下がる傾向があった。
そう、
この純然たる沖縄県民の民意を怖れるあまり、
市民によって選ばれたにもかかわらず、不遜にも自分を選んでくれた市民の直接参政権を奪おうとする暴挙にでたのが、チーム沖縄、五市の市長だった。
さあ、この DV 五市長が、力づくで捻りつぶそうとした、市民の声を、その数を、ご覧ください。
宜野湾市 松川市長
自民党やネトウヨ、そしてテレビまでもがそろって辺野古移設反対は普天間基地の固定化につながる、などと喧伝してきたにもかかわらず、
普天間基地を抱える宜野湾市ですら、辺野古反対が7割弱、賛成が3割弱 でしかない。
どれほど派手にデマビラを飛散させようと、
そんなデマにだまされるほど、宜野湾市民にとって、基地問題は目先だけの表層的な問題ではないということだ。
石垣市 中山市長
市民置き去りにしたまま自衛隊配備をすすめる中山市長が決して見たくなかった不都合な真実。
沖縄市 市桑江長の場合。
うるま市 島袋市長の場合。
宮古島市 下地市長の場合。
この五人の市長たちは、自らが首長をつとめる市民よりも政府におもねり、ゴネゴネと7割もの市民の声を捻りつぶそうとした、そのことを、これからどう責任をとっていくのだろうか。
これはまさに、市長による、市民に対するドメスティック・バイオレンスじゃないか !!!
名護市 渡具知市長
そして、地元の名護市は、もちろんこの結果である。
年齢別
たかや on Twitter: "若年層は容認が多い!って言ってた皆さん、聞こえますかー!?
県民投票・辺野古埋め立て「反対」の得票率(%)
— 三春充希(はる)⭐みらい選挙Project (@miraisyakai) February 24, 2019
1位 大宜味村 80.37
2位 今帰仁村 77.69
3位 八重瀬町 75.21
4位 西原町 75.20
5位 那覇市 75.08 pic.twitter.com/9Lr6WaWaP1
さあ、
今度は本土の番だ。
政府は直ちに工事中止し、
開かれた民主的な方法で真摯に沖縄県に向きあうべし !!!
それから、
最後にもう一つ。
言葉を都合よく曲解する政府が
国語辞典すら改ざんするかもしれないので、
今のうちに辞書を引いて確認しておくほうが良い。
最近よく政府が使う「専権」とは、
いったいどういう意味なのか。
皆さんも手元の辞書で確かめてほしい。
「広辞苑」では
【専権】「権力をほしいままにすること。思うままに権力をふるうこと。」
「大辞林」では
【専権】権力をほしいままにすること。擅権(せんけん)。「政府の――横暴」
国民の合意もなく、国家が安全保障政策を権力をほしいままに恣意的に推しすすめていくなどと、いつからこの国でそんなことが「常識」になったのか。
まさにそれこそが、「大辞林」がいうところの、「政府の専権横暴」、「国内暴力」だ。
自称「防衛」の暴走は74年前の戦争国家と同じであり、
独裁国家となんら変わりはない。
安全保障の問題こそ、
しっかりと国民の合意を得て進めなければならない。
それが民主主義国家の
コモンセンス
だ !!!
こんな足し算を平気でやってのける非常識衆議院議員
ああ、そうかね。
ならばご自分の投票結果もこれで計算してみたらいい。
沖縄一区、わずか 22.5% の得票率で比例復活した議員がいるが、その議員に投票しなかった77.5%の人数 + 投票に行かなかった人数。
どれだけの有権者が下地という人物を全力で議員にしたくなかったか、先にこの方法で計算してみてくれないか。
第二弾では、① 年代別 ② 出口調査、それぞれの理由 ③ 市町村別 ④ 未曾有の得票数 などをまとめた。併せてご覧ください。⇩