2017年4月13日
72年前の昨日、沖縄にいた第32軍は夜襲に失敗していた。
物資も、兵力も乏しい中、各方面へのメンツを気にしたがために、
戦略を変更して、無理に攻勢に出た。
その結果、多大な犠牲を出した。
一つの戦闘に失敗した原因は、色々あっただろう。
しかし、小さな島国の日本が、物資も兵力も豊富な大国に勝てると信じたこと。
それが、そもそもの原因だ。
軍人のメンツのために、皇軍のプライドのために、人びとが死んだ。
敵も、味方も、住民も。
戦況が不利になるにつれて疑心暗鬼が生まれ、広がった。
スケープゴート探しが始まる。
『軍が戦略を間違えるはずはない』
『これは、きっと「鬼畜米英」と内通している者がいるのではないか』
『方言を話す沖縄人は信用できない』
『彼らはアメリカ軍のスパイなのか』
『敵と内通しているのかもしれない』
『そうでなければ、説明がつかない。皇軍が負けるはずがない!』
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オスプレイ不安クラブ - ■ 72年前のきょう 1945年4月13日 「生まれた疑心暗鬼」■... | Facebook