浄土真宗の僧侶20人が高江で抗議の座りこみ ②
2016年12月16日
■ 浄土真宗の僧侶20人が高江で抗議の座りこみ ② ■
『恐れが生じたから武器を持ったのではない。武器を持ったから恐れが生じたのである。』ダンマパダ(法句経)
釈迦の教えが記録されているという古い仏典、原始仏教経典「ダンマパダ」には、こう記されている。
このことを沖縄は身をもって「知って」いる。いや、その現実を生きている。
危機が生じたから基地を持つのではない。基地を持つから危機が生じるのだ。
ビルマ軍事政権に上座部の僧侶たちが立ち上がったサフラン革命 (2007年) では、武装警官から大勢の僧侶を守るように、市民が手に手をとって僧侶のまわりに人の壁を作って守った。
そして、今の沖縄を見よ。牧師や僧侶まで不当逮捕されている。これが今の安倍政権だ。
非戦を訴える僧侶が武装警察に弾圧されるとき。機動隊に引きずられて排除されるとき、それは時代の分岐点、時代の呼び声だといってもいい。
この国はどうか。
この国の民は、人類の平和の英知よりも安倍政権を選ぶのか。
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『どうせ座るならと、ヤマトからの僧侶とおきなわの僧侶10人あまりが最前列へ。9時過ぎ、機動隊が前に並んで左端から引き抜きがはじまった。次々とあっと言う間に抜かれていく。3人隣の100キロはゆうにこえているであろう S さん (僧侶) も、アッと今に持っていかれた。衣を着ていようが、白衣・草履であろうが全く関係なしである。これが問答無用の権力というものだろう。隣の C さん (僧侶) と組んだ腕は、握られた機動隊員の手で、あっと言う間に振りほどかれ、3人の機動隊の手で運ばれた。70人余りの座り込みに、約倍の150人の機動隊、ダンプを止めたのは15分ばかりだっただろうか。握られた私の手首には、その日の夕方まで、圧迫された跡が付いていた。』
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