従来、米軍基地周辺の学校の空調 (クーラー) 費用に対し
防衛省は空調補助費を出してきた。
米軍基地の騒音で窓が開けられないためだ。
沖縄の基地負担は、
基地占有地の広さも、米軍兵の数も、基地被害も
他府県と比べようもないくらい多く重い。
そして沖縄の夏は長く、刺すような日差し。
窓を閉め切った教室がどうなるか想像してみてほしい。
そして防衛省は一方的に
基地周辺校への空調保護費補助の廃止を「決定」した。
基地周辺学校への空調補助費廃止が
政府の言うように「全国一律の制度改正」であるならば、
全国一律に米軍基地を振り分けるべきではないか。
基地負担を沖縄に押しつけたうえで
空調補助費を一律にするなど、
逆に、どうやったら思いつくのだ ?
1月の平均気温が氷点下の北海道の子どもも、
東京と一律の教室で凍えながら授業しているか?
国民の税金 (おもいやり予算) で
米軍基地内の学校はクーラーつけっぱなし、
いっぽうで沖縄の子どもたちは、
窓を閉め切って熱中症にやられてもいいとでも ?
沖縄の子どもたちにすら卑劣な圧力をくわえ、
沖縄県民の口を塞ごうとするのはやめろ !
普天間第二小学校のグラウンド
翁長知事、空調補助廃止に「憤り」 教育環境の悪化懸念 沖縄県議会代表質問
2017年6月29日 12:50
翁長知事、空調補助廃止に「憤り」 教育環境の悪化懸念 沖縄県議会代表質問 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
沖縄県の翁長雄志知事は29日、県議会(新里米吉議長)6月定例会の代表質問で、防衛省が基地周辺の学校を対象とする空調補助費に関し、県内6校への補助を廃止すると決定したことに「憤りを感じている」と述べた。教育環境の悪化を懸念し、県と関係市町村が継続を要請しており、「全国一律の制度改正と言うが、(基地の多い)沖縄は金額ベースで68%を占め、影響は大きい。納得しがたい」と、引き続き継続を求める考えを示した。