2017年3月11日
■ じゃんがら念仏踊りとエイサー ■
沖縄の伝統芸能として知られるエイサーですが、その起源は福島県にあると言われています。
1603年、浄土宗の僧侶、袋中上人(たいちゅうしょうにん)が琉球を訪れました。
琉球に滞在した三年間、当時の琉球王だった尚寧王と親交を深め、琉球での浄土念仏普及にも尽力したことが伝えられています。
袋中上人の出身地は、現在の福島県いわき市だそうですが、その地域でお盆の時期に踊られる念仏踊り「じゃんがら」が琉球に伝えられ、後の「エイサー」になったと考えられています。
http://jodo.or.jp/jodoshu/people/taichusyonin.html
袋中上人が伝えたとされるエイサーの起源となった「じゃんがら念仏踊り」ですが、2011年9月、400年以上の時を超えて再び琉球の地に伝えられました。
東日本大震災から6年の今日、紹介したい動画は、2011年9月に開催された「青年ふるさとエイサー祭り」で披露された「じゃんがら念仏踊り」です。