宮古島市民の直接請求権を踏みにじる下地敏彦市長をリコールせよ! - 宮古島の下地市長が県民投票に不参加宣言の暴挙
惨敗続きの「チーム沖縄」代表の下地市長が暴君になりさがる !
沖縄の自称「保守系」市長のグループチーム沖縄、その代表をつとめるのが宮古島市の下地敏彦市長。昨年の選挙で、宜野湾市長の佐喜真淳前市長が沖縄県知事選で落選、南城市の古謝景春前市長も、豊見城市の前宜保晴毅市長も落選した。惨敗続きで必死なのか。
とうとう、宮古島市下地市長が、県民投票に不参加宣言
なぜ下地市長は、民主主義を理解しようとせず、適正に行われた県民の直接請求権を、自らの裁量でひねり潰そうとするのか。住民投票 (レファレンダム) の権利を、自分たちの党派主義の都合でひねり潰すことができるとでも思っているのだろうか。
これは辺野古基地の賛否論でも、ましてや、保守/革新の問題でもない。民主主義と、市民の首長としての、人権と法の遵守にかかわる問題だ。
宮古島市の有権者の約10人に1人が県民投票を求めて署名
沖縄の未来を担う若者たちが中心となって集めた「辺野古」を問う県民投票のための署名は、
総署名数 10万950筆、
有効署名数は41市町村で9万2,848筆にのぼり、
なんと、地方自治法第74条に定められている直接請求に必要な有権者数の50分の1 (約2万3,000筆) の4倍以上もの署名が集まった。
そのなかで宮古島市だけをとってみても
有効署名数は4,184筆。
それは宮古島市の有権者総数 (知事選時 43,422人) の 50分の1 をはるかにしのぐ。
ざっと、宮古島市の有権者の約10人に1人が県民投票を求めて署名したことになる。
それを市長は切り捨てるのか !
先日の県民意識調査でも、沖縄県民の74%が県民投票を望んでいる。そういうことも全部理解したうえで、
沖縄タイムス1月3日
辺野古新基地建設に反対している県民だけではない。建設に賛成している県民も、多く県民投票を求めている。
また、
宮古島市の市民の過半数をゆうに超える63%の住民が県民投票に賛成と言っているのを知りながら、
また宮古地域(宮古市多良間村)では80・00%の人が「全市町村で実施すべきだ」と答えているにもかかわらず、
辺野古埋め立て問う県民投票78%「行く」 全市町村「実施を」71% 本紙、OTV、JX通信調査 10%が「行かない」 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
それでも、
市長が市民権を奪おうとするなら、
市民が市長をリコールするしかないだろ !
しかも、下地市長の不参加の理由、
< 下地市長 >「議決は住民から選ばれた議員が判断したもので大変重い。大多数の議員が反対している中で予算執行はできかねる」
だから、
いいですか。
圧力や利権で市長や市議会が左右されやすく、将来にわたって住民に重大な影響を及ぼすと考えられる事項では、住民の意思を直接確認する住民の権利が保障されている
時として、市民の代表であるべきはずの市議会は、その時の国政や利権にすさまじい圧力を受けることがある。
石垣市議会でも、今回の県民投票を含めた予算案決議の際に、「東京の自民関係者から電話がすごかった」と証言している。
だからこそ、自治体の憲法ともいわれる自治基本条例などには、議会と市長による二元代表制を補うものとして、統合合併や、原発誘致、米軍基地問題など、将来にわたって住民に重大な影響を及ぼすと考えられる事項について、住民の意思を直接確認する住民の権利が保障されているのだ。
宮古島市民の過半数を超える住民が、県民投票に賛成している中で、惨敗続きのチーム沖縄の党派主義と個人的な都合と感情で、県民投票を実施しないなどという、市民へのハラスメント、
絶対に、許されることではない !!!
安全保障政策に関して住民が判断するのは「なじまない」と住民を蚊帳の外において愚弄する宮古島市議会
さらに、宮古島市議会は、宮古島市の住民が、自分たちの土地で勝手に国が進める安全保障政策において、住民が判断することは「なじまない」と考えていると決議した。
また、住民投票は地域で完結可能な問題で実施されるべきだとし、「安全保障政策の面でも一自治体の住民が地域を超えて決することは国全体に影響を及ぼすものであり、なじまないと考える」との見解を示して反対の意思を明確にした。
は!? 戦前ですか !?
これらのいい歳こいた議員たちは、もう記憶を喪失してしまったのか。
自分たちの自治体で国が行う政策が、もし軍事防衛関係のことであれば、住民の意思決定などは排除されるべきだ、と、国から排除される、当の当事者側が考えているということだ。バカでにもほどがある。ミジンコのような脳みそだ。
自分たちの土地と生活が、勝手に国が進める安全保障政策で奪われ、焼け野原になり、マラリアの地に追い込まれたこと、もう忘れてしまったのか。
総務省のこれでも読んでおきなさい。
県民投票 反対意見書を可決した宮古島市議のリスト
平 百合香 平良 和彦 下地 信広 砂川 辰夫 我如古 三雄 前里 光健 狩俣 政作 高吉 幸光 下地 勇德 粟国 恒広 上地 廣敏 平良 敏夫 山里 雅彦 濱元 雅浩 眞榮城 德彦 新里匠
これら16人は、ほんとうに宮古島市の住民に寄り添っている市議会といえるのか。
もう一度いうが、
県民投票を求める7割の宮古島市民と、宮古島の市民の政治参加と合意を排除しようとする、これら宮古島市議会の7割の市議、
どちらを優先させるべきか、
判断できない市長なら、
もうこれはリコールしかない。
宮古島市民の直接請求権を踏みにじる
下地敏彦市長のリコールを !
あの、元海兵隊ロバート・エルドリッジ氏も語る。
- 理由① 住民投票の権利は憲法で保障されている権利である
- 理由② 県民投票は移設に関する唯一の明確な意思表示
- 理由③ 県民投票こそが県民の本当の民意を表す
- 理由➃ 県民投票は県民への説明責任を果たす絶好の機会 - 日本政府は説明不足であるだけでなく、国民をごまかしている
- 理由➄ 民主主義の根底は、討論、透明性、そして説明責任 - 住民投票を阻止すれば説明責任が確保できない
- 自信があれば、県民投票を恐れる必要がない。自称の保守系は、傲慢ではなく、自信を持つべきだ。