2017年1月25日
■ 辺野古にある影 ■
この連日、沖縄では、
『口利きの疑惑があるも、採用に影響しなかったという “コネ採用未遂” 騒動』
の責任を取り辞職した前副知事の話題で持ちきりだ。
その辞職した副知事が担当していた分野の一つが基地問題であったことから、多くのメディアが辺野古新基地建設に影響を及ぼすというニュアンスで報道している。
昨日の琉球新報3面においては、「辺野古阻止へ打撃」という見出しの付いた記事を掲載した。(https://www.facebook.com/ospreyfuanclub/posts/641160289406349:0)
昨日の記事で琉球新報は、「政府との窓口」だとか「タフ・ネゴシエーター(手ごわい交渉相手)」といった文言を使って前副知事を過大評価したうえ、あたかも前副知事がいなくては、辺野古新基地建設を阻止することが不可能であるかのような見出しを付けた。
そのような内容の記事を掲載する琉球新報は、辺野古新基地建設を阻止しようと日々尽力する私たち一人一人の存在を無視、軽視している。
本日の琉球新報3面に掲載された記事(画像)もそうだ。
「知事に大きな痛手 代役不在、辺野古に影」という見出しをつけ、保守系の政治家である(あった)前副知事の仕事ぶりと、政府との「水面下での交渉チャンネル」役が不在となったことを不安視する県幹部らの声を伝えている。
またしても、辺野古新基地建設阻止とは全く関係ない一件で辞職した前副知事の仕事が「基地問題だけ」だったかのように伝えている。
そして、「辺野古」という名詞と絡めて報じ続ける姿勢は許しがたい。
琉球新報の記事を読んだ皆さんは、そのような内容の記事や見出しに惑わされないでほしい。