宮古島市と名護市の「地元住民」の想い

2016年12月27日

宮古島市名護市の「地元住民」の想い ■

画像は全国から沖縄ヘイトのネトウヨが集う「沖縄情報」FBに投稿されたもの。
https://www.facebook.com/groups/OkinawaInfo/permalink/1327786213958499/

このメンバーは宮古島在住の人物で、『僕自身 辺野古移設は賛成の立場です。理由は単純で、辺野古の住民も受け入れを容認しているし、宜野湾市民も移設を望んでて 両者の利害が一致しているので 反対する理由は何一つないものと考えている。』と述べる。

その後、『(すいません、もっと重要な理由はあるはずですが、本島から離れた宮古島に住んでいるので 現状認識は皆さんに比べて乏しいです。勿論 反対派の方から見ても色々突っ込みどころはあるかも分かりませんが もし間違った認識があると感じたら御指摘下さいm(__)m重ね重ねすいません )』

そうか? ならば色々と突っ込ませてもらう。

19年前の12月21日、名護市民は『米軍普天間飛行場の返還に伴う新たな海上基地建設の是非を問う名護市住民投票 (http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-90383.html)』を実施し、『即日開票の結果、反対票が1万6639票と賛成票に2372票差を付け勝利 (http://ryukyushimpo.jp/news/prentry-90431.html)』している。

つまり、名護市民の想いは1997年当時も今も同じ。名護市民は、普天間飛行場の代替施設を辺野古に造ることに反対している。あの時は「住民投票」という形で。現在は「辺野古新基地建設に反対する人物」を市長として選ぶという形で。

宮古島千代田地区の自衛隊配備問題に関しては 少し勝手が違ってくる。地元千代田地区の住民のほとんどが反対しているからだ。』というが、沖縄本島の基地所在市町村の住民と同じだ。基地が造られるとき、「住民のほとんどが反対」した。いや、反対もなにも、戦後、収容所から「地元」に戻ったら、「地元」は既に米軍基地と化し、消滅していた。

名護市住民投票は、わずか二千票差だろ?」と思うかもしれないが、住民投票前には、日本政府からものすごい大金が名護市に注がれた。それでも、名護市民は「反対」を示すことができたのだ。

しかしその後、政府は名護市民の意見を尊重したか?「反対」という人たちに金を握らせて「容認派」にしていく。だから、ネトウヨが「反対と言うのはお金をもっともらいたいからでしょう?」と言うのさ。

いま、宮古島の千代田区の住民がどんなに自衛隊配備に反対しようとも、今後、日本政府は金になびく人々から切り崩しにかかる。金をばら撒いて、時間をかけて「賛成派、容認派」を確保していく。地域振興やインフラ整備の話はするが、配備に関する十分な説明などしない。こういう話は、地元の政治家と防衛局の間で進み、住民が意見を言う場所など設けられることはない。「防衛は国の専権事項」というマジックワードを使えば、国はなんでもできる。

国のいいなりになって容認する首長や議員が『勇気を持って地域住民に説明』することなどない。「カネ欲しさに容認派となりました」などと言うバカ正直な政治家などいない。『地元の容認派議員を見ていると 自らは手を下さず 国だけに任せようとしている風にしか見えない。』と言うが、「防衛は国の専権事項」と言われて金を渡された政治家らは、全部、国に任せるしかない。

『実際 反対派の議員の中にも 僕と同じロジックで考えている議員もいて『移設反対』を掲げている。そういった意味では 僕も反対派になるのだろうか。。この問題に凄い考えさせられている。』と言うが、それはそれで結構なこと。

「反対派=左翼活動家」ではないし、「賛成派=保守」でもない。沖縄本島が抱える米軍基地問題も、宮古島自衛隊配備問題も、レッテルを貼って、単純化して、右左に分けて、お互いにいがみ合って解決できるものではない。米軍基地問題も、自衛隊配備問題も、住民の想いは同じだ。

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