Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

姑息な方法でニコルソン中将をイメージアップする米海兵隊が情けなすぎる件

在日米海兵隊の公式 FB は、重大な航空機事故を一晩に二回も起こした後、平然と下の写真にあるような広報をする組織である。

 

地に堕ちたニコルソン像を案じ、こんな投稿でイメージアップを図る。

在日米海兵隊 - いち読者が、新聞報道などに見るニコルソン中将の写真に悪意を感じてしまい、皆さんに見て欲しいと投稿して... | Facebook

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しかし、これは本当に「読者」が送ってきた投稿写真なのだろうか。見ていただきたい。こちらは半年前の米海兵隊米国海兵隊広報誌「大きな輪」の表紙写真である。同じときの同じ状況での写真を使いまわしているのではないか。

 

これは半年前の海兵隊の広報誌 Big Circle の表紙。

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しかも、だ。

 

「新聞報道などに見るニコルソン中将の写真に悪意を感じて…」と語るが。

 

何を言っているんだ。

 

日本中のメディア各社が使用した画像や動画は米海兵隊が開いた記者会見の模様であり、海兵隊が世界に向けてライブ配信したものだ。悪意があるなら米海兵隊に悪意があるというべきだろう。

 

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およそ45分間の記者会見はニコルソン中将が主役だった。

 

中将は、終始大声で威圧的に喋り、エレンライク米総領事を部下のごとく背後に立たせ、記者の前を行ったり来たりし、腕組みするなどして傲慢な態度で事故の経緯や対応を説明をした。

 

「謝罪は」と問いかけた記者に威嚇するように詰め寄り、「後悔だ」と語気強くいう。全体として記者会見 (press conference) ではなく、あたかも部下に訓辞を垂れるブリーフィングの様相だ。

 

悪意もなにも、中将の言動や立ち振る舞いは、映像として残っている。

 

このような広報でイメージアップ、ダメージコントロールをしようと考えるのは、姑息だ。

 

ますます、司令官としての資質、組織としての資質を強く疑う。

 

 

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