Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

基地問題を考える 4.23 京都集会: 伊波洋一 講演

2016年4月24日

昨日の同志社大学での伊波洋一氏の講演会の動画を IWJ がアップしてくれています。ぜひ。

京都北部の美しい網野の里に新設された米軍バンドレーダー基地についても、現地からの報告がありました。必見です !
 
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京都新聞から
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20160424000016

基地問題を考える京都集会」が23日、京都市上京区同志社大であり、元沖縄県宜野湾市長の伊波洋一さんが講演した。同市にある米軍普天間飛行場の現状を語り、約350人を前に憲法の平和主義擁護を訴えた。

 伊波さんは普天間飛行場名護市辺野古移設問題を説明。普天間飛行場は住宅地に接し、住民はオスプレイの低振動音で吐き気や頭痛に苦しみ、学校や住宅付近でホバリング訓練が日常化、2004年には近くの沖縄国際大でヘリ墜落事故が起きるなど危険な状況にあるという。伊波さんは、米国で基地周辺に設定される安全基準すら無視して「狭い日本で住民を危険にさらして基地を受け入れている」と述べた。

 基地が沖縄経済を潤すとの見方に対し、沖縄の所得は全国平均の7割、子供の貧困率は3倍であり、「基地をなくすことが沖縄の発展と雇用に必要。返還跡地の利用が最大の課題だ」とした。

 辺野古移設を「唯一の解決」とする政府の立場を「沖縄に基地を押しつける口実」と批判。「政府は沖縄の人の側にいるのでなく、フェンスの向こうで米軍と共に沖縄に対峙(たいじ)している。琉球は平和だったから450年続いた。9条を守り、平和な道を守り続けねばならない。沖縄の闘いは沖縄だけの問題ではない」と語気を強めた。

 米軍基地建設を憂う宇川有志の会の永井友昭さんは、京丹後市の米軍Xバンドレーダー基地周辺で起きている騒音や米兵が関与した交通事故を報告した。集会は京都沖縄連帯集会実行委員会が主催した。

 

iwj.co.jp

 

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