安和ギルー現る!? 「私人なりすまし審査請求」して工事強行する防衛局が「法治国家において到底許される行為ではない」とか言ってて、草 - 問われる琉球セメントの「良心」
琉球セメントは防衛局に占拠されたのか。立ちはだかる防衛局員、その後ろを小走りで移動する機動隊員。
沖縄のいち民間企業「琉球セメント」の安和敷地内にあふれる、防衛局職員、機動隊、そして民間警備会社の警備員。そんななか、数々の怪事件が起こった。
笑う。
防衛局は「私人」ではなかったのか。
承認撤回と知事選の結果を踏みにじり、
私人になりすまして審査請求した、あの防衛局が、
県から工事中止の行政指導までうけながら、
沖縄の海に違法な赤土を投入し始めた、あの防衛局が、
こんな事を言っている !
防衛局「法治国家において到底許される行為ではない。犯罪行為に対して厳正に対処していく」
民主主義国家がよって立つべき「選挙の結果」や、「市民の合意」の必要性は完全無視するくせに、
沖縄を恫喝する時だけ「法治国家」という言葉を振りまわす、このスガさよ。
で、
防衛局に草な恥知らず発言を言わしめたのは、
この怪事件である。
沖縄防衛局は18日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾=ぎのわん=市)の移設先となる名護市辺野古の埋め立て用土砂を搬出する琉球セメントの桟橋(名護市)敷地内で、ダンプカーのカギ穴が接着剤で埋められて損壊されたと発表した。埋め立て現場近くの米軍基地内などでも同様の被害があり、沖縄県警名護署は器物損壊か威力業務妨害の容疑で捜査している。
沖縄防衛局や名護署によると、18日午前7時ごろ、警備員が壊されている状態のダンプカーを発見し、県警に通報した。桟橋近くの採石場(名護市、本部=もとぶ=町)でもダンプカーなど重機複数台が同様の被害に遭っていることが確認された。このほか、14日にも米軍キャンプ・シュワブ(名護市)敷地内で重機3台の鍵穴が壊されたり、燃料タンクに異物が混入されているのが発見された。
しかし、
不思議なこともあるものだ。
防衛局員に、機動隊、監視カメラに、24時間体制でおよそ約60人の警備員。
いまや、
見事に「沖縄の民間企業」から「政権の国策会社」へと転身した琉球セメント (宇部興産) の敷地内に、
どうやって侵入し、
どうやって重機を破損したりできるのだろう。
琉球セメントの敷地が、あたかも防衛局に乗っ取られたかのような、そんな要塞と化している敷地内、
ましてや米軍のキャンプシュワブ内部に、一般人など到底入れるわけはない。
琉球セメント敷地内や米軍基地のなかに自由に出入りできる人物とは、
だから・・・
これはきっと・・・
あの運玉森の良心、運玉義留 (ウンタマギルー) のしわざにちがいない !
ウチナーならそう思うな。
十八世紀、運玉森にすんでいたとされる義賊。金の枕に寝ているお金持ちの財を盗んで人々に与えた。人々はその恩を忘れず、運玉義留を捕えるべく放たれた追っ手から、人々は最後まで運玉義留をまもったといわれる。沖縄演劇の大人気演目。
庶民の味方、
義賊で怪盗のウンタマギルーはこう唄った。
取たる銭金欲しこーねらん
今ぬ浮世や許さらん
取ったかねは欲しくはない。
今の世の中が許せない
庶民を苦しめ、県民に、やりたくもない仕事を強いて、自分たちは金の枕に寝ている奴ら。
南側の埋立だけで、これだけの金額が動く。
スガの大成建設をはじめ、本土のゼネコンがごっそりと。
防衛省は、辺野古海域がマヨネーズ並みだという地質調査を2年間も公表せず、
辺野古新基地建設に伴う高さ制限に、周辺の家屋や学校など計358件がその制限内に沈んでしまうことも、7年間も隠しつづけた。
他にも何を隠しているのか、
わかったもんじゃない。
米軍基地を沖縄に押しつけ
沖縄の海を赤土で埋める。
そんなことに良心のカケラも痛まないのは
基地負担を沖縄に押しつける
安倍政権と
本土の国策ゼネコンだ。
琉球セメントの
内側の「良心」が、今、せめぎ合っている。
今のところ、
琉球セメントは良心の運玉ギルーを追い詰め、
そんな国策と一体となり、
県民に再びカミソリ刃鉄条項をむけた !
その20日には、
沖縄県議会が、
土砂投入中止要請の意見書を可決、
そして翌21日には、
琉球セメント安和の地元、
名護市も土砂投入中止要請を可決。
それでも貴社が
土砂投入をやめないというなら、
琉球セメントよ、
社名から「琉球」の名前を返上し、
とっとと山口県にでも出ていってくれ !
#琉球セメント、一皮むけば #宇部興産
— Osprey Fuan Club (@ospreyfuanclub) December 2, 2018
何百という命を海にうずめてきた#宇部炭鉱 の百年の歴史を
振り返るとき、
いまもかわらず死と戦争のために人々を働かせる国策会社の姿がそこにある。
ご覧ください。https://t.co/2BleK8dmNo
12月21日、県は沖縄防衛局が埋め立て用土砂の性状検査結果として提出した資料に対し「実際に投入されている土砂と同一か、重大な疑義が生じている」と土砂投入の中止を求める行政指導文書を防衛局に発出。県の立ち入り検査を受け入れ、土砂の提供に応じるよう要求した。https://t.co/PFThSWLERD
— 伊波 洋一 (いは よういち) (@ihayoichi) December 22, 2018