Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

この国の司法はすでに終わっている

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この国で、

司法はすでに死んでいる。

 

そのことを国民は直視すべき。

 

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【電子号外】辺野古差し止めで門前払い判決、仮処分申し立ても却下

琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

2018年3月13日 15:22

 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古での新基地建設工事を巡り無許可の岩礁破砕は違法として、県が国を相手に岩礁破砕の差し止めを求めた訴訟の判決が13日午後3時、那覇地裁で言い渡された。

森鍵一裁判長は訴えを却下した。判決が出るまでの差し止めを求めた仮処分の申し立ても却下した。【琉球新報電子版】

 

審議も何もする気がない実質の門前払い。

判決までの仮処分申し立ても却下。

 

子どもたちも、よく見ておきなさい。


これが植民地支配下の司法というものだ。

 

 

そして、

昨日の門前払い辺野古判決につぎ、

今日はこれだ。

 

ブロックを積んだごときで、
あるいは有刺鉄線を一本ペンチで切ったごときで

 

懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)とか、

 

バカではあるまいか。

 

これほどの判決がまかりとおる「民主主義」国家が、他にあれば教えてほしい。

 

辺野古新基地抗議の山城議長ら3人に有罪判決 那覇地裁

沖縄タイムス+プラス

2018年3月14日 13:38

 2016年に名護市辺野古の米軍基地建設などへの反対活動中に逮捕され、公務執行妨害や威力業務妨害の罪などに問われた沖縄平和運動センターの山城博治議長(65)ら3人の判決公判が14日、那覇地裁であった。柴田寿宏裁判長は山城議長に懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。

 

 山城議長と共謀して辺野古の工事用ゲート前でコンクリートブロックを積み上げ、埋め立て工事を進める沖縄防衛局の業務を妨害したとして、埋め立て工事を進める沖縄防衛局の業務を妨害したとして、威力業務妨害罪に問われた67歳の男性に対しては懲役8月、執行猶予2年(求刑懲役1年)を宣告した。

 議長と共謀して東村高江の北部訓練場付近で沖縄防衛局職員に暴行したとして、公務執行妨害と傷害などの罪に問われた45歳の男性については懲役1年6月、執行猶予5年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 検察側は公判で「主義主張を違法な手段で実現しようとした犯行で、法治国家では到底正当化できない」などと主張。議長の弁護側は同年10月、東村高江の北部訓練場付近で有刺鉄線1本を切断した器物損壊罪については認める一方、それ以外は無罪を主張。他の2人の弁護側もそれぞれ無罪を訴えていた。

 判決は45歳男性について、山城議長と共謀して東村高江の北部訓練場付近で沖縄防衛局職員に暴行したとして問われていた別の公務執行妨害と傷害の罪については無罪とした。

 

一つの目的、つまり新しい基地を沖縄に押し付けるために、政権の息のかかった裁判官たちが沖縄で繰り広げる不当判決の数々

 

そんな国家が、ほんとうに民主主義国家といえるのか。

 

検察側は公判で「主義主張を違法な手段で実現しようとした犯行で、法治国家では到底正当化できない」などと主張したと言うが、

 

県民の納得できない主義主張のために、違法な手段で圧倒的な税金と権力を行使しているのは、どちらなのか、

 

法治国家とは到底いえない。

 

目的のために簡単に権力で人々を「政治犯」にする国、そしてその真実に多くの国民が直面できぬ国、

 

そんな国を一体何と呼ぶか。

 

いま、この国のひとりひとりに考えてもらいたい。