辺野古ゲート前ひき逃げ事件 ① 早朝のゲート前で80代女性と60代男性につっこんできた軽自動車がそのまま逃走。米軍は監視カメラのデータをすみやかに名護署に提供し捜査に協力してほしい。
早朝の出来事だ。
このひき逃げ事件の現場写真が
私たちに多くを語っている。
8月24日午前6時ごろ、米軍キャンプ・シュワブゲート前で男女2人が軽自動車にはねられました。80代女性が両足骨折疑いで重傷、60代男性が左足裂傷のけがを負いました。名護署がひき逃げ事件として調べています。 #辺野古 #henokohttps://t.co/j9CyK53S7R pic.twitter.com/mAi0YzsmfR
— 琉球新報辺野古・高江ヘリパッド問題取材班 (@henokonow) 2017年8月24日
白線の外側、歩道にいた80代女性と60代男性がひき逃げ事件の被害者となった。
朝6時頃、女性によると、白い軽自動車がスピードを落とさず歩道縁石までつっこんできたと証言している。
まわりにほとんどひとけのない
早朝の一瞬の出来事だ。
軽自動車は二人がいる場所に突っ込み
そして、そのまま逃走した。
痛みにさけぶ高齢者を置き去りにしたまま。
どうしたらこんな非道なことができるのか。
暴力とは、
他人の生きる権利を否定し奪う行為。
まさに基地とは、
人間の究極の暴力としての戦争の拠点であり、
そのゲート前で、事件は起こった。
昨日も、機動隊の暴力的な強制排除で
女性が頭部を道路にうちつけられ、
救急搬送されたばかりだ。
まさか女性ばかりを狙い撃ちしているのではあるまいな ?
6月には機動隊は、女性を頭蓋骨骨折・急性硬膜下血腫・脳挫傷させるも、自分たちのせいではないと開き直りの醜悪 !
ゲート前には、
監視カメラも設置されている。
米軍はゲート前で監視カメラを人々に向けて設置しているはずだったな。
監視カメラとは、人権 (プライバシー) 侵害のために使われるべきではない。悪質な事件を解決するためにある、というならば、
今がその時だ。
ひき逃げ犯人捜査のため、米軍は監視カメラをすみやかに名護署に提供し、この悪質な事件の解決に全面協力していただきたい。
24日午前6時ごろ、沖縄県名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前付近の国道329号で、男女2人が軽自動車にはねられ、病院へ搬送された。名護署によると、60代男性が左足裂傷のけがを負い、80代女性が両脚骨折の疑いがあるという。同署がひき逃げ事件として捜査している。
同署によると、国道を名護方面から宜野座方面に向かって走行してきた車が、ゲート横の歩道の縁石に座っていた2人をはねたとみられる。車は宜野座方面へ逃走した。
被害女性から話を聞いた男性によると、白い軽自動車がスピードを緩めず突っ込んできたという。事故の約30分後に現場に駆けつけた市民によると、事故発生時は警備員を除いて被害にあった男女2人しかいなかった。
2人は新基地建設に反対する抗議活動に来ていた。