みよ、権力の傘に隠れて非暴力の抗議者に襲いかかる機動隊の陰湿な暴力の姿 - 機動隊の暴力に泣き寝入りせず、ひとつひとつ報告し記録をとろう!
みよ、
権力の傘に隠れて
非暴力の抗議者に襲いかかる
機動隊の陰湿な暴力の姿。
女性の手だろうが何だろうが、
どさくさにまぎれて、
力づくで指詰めする機動隊員。
この隊員は7月22日に車の上の女性たちを守ろうと立ちはだかった男性の顔面をグーパンチで三度も殴りつけた機動隊と同一人物と思われている。
六月には座り込みの女性に頭蓋骨骨折・急性硬膜下血腫・脳挫傷などの大けがを負わせた機動隊もいた。
これも、
女性が悲鳴を上げる !
痛い ! 痛い ! 離して !
撮影者は振り返り、とっさに写真を撮った。
女性の手を二人がかりで機動隊がひねりあげる。
女性が悲鳴をあげようとおかまいなしだ。
男たちがどれほどの力でひねりあげているのか、
引っ張られた女性の腕を見てほしい。
いい歳をした若い機動隊員たちが、
大半が高齢者や女性の抗議者に、
容赦のない対応をする。
一人の女性を数人で道路に抑え込み、
ほとんど集団暴力にしか思えない。
平気で長時間直射日光のもとに拘束、
排ガスにさらされる状態で囲い込む。
2015年から現在まで、辺野古の逮捕者はおよそ40人、高江は15人、普天間は2名。
しかもその大多数が逮捕の必要もない微罪で、翌日には解放するという状態。
つまり警察は
沖縄で延々とみせしめ逮捕を続けている。
日本でこんな状況に置かれている都道府県が
他にあるだろうか、
ぜったいに泣き寝入りしないで、
ひとつひとつの暴力を報告し
記録し訴えていこう。
自分たちのためではなく、
明日の沖縄を生きる子どもたちの為に !
腕をひねる・ねじる・つかむ・・・「機動隊から暴力」149人 市民、強制排除時に被害 辺野古アンケート |
2017年8月5日 08:15
全国450人の弁護士で構成される日本環境法律家連盟(JELF)、沖縄ジュゴン訴訟弁護団は4日、県庁記者クラブで会見し、名護市辺野古の新基地建設に抗議して米軍キャンプ・シュワブのゲート前に座り込む市民らを対象に実施した人権調査の速報結果を発表した。
4日までに集計した207人のうち、機動隊による強制排除時に「暴力があった」としたのは149人に上った。JELFなどは「深刻な人権侵害がある」として、米国の人権・環境団体などと連携し「国際問題化する」としている
。
調査は7月31日から8月4日、弁護士7人がゲート前などで延べ272人に実施。未集計分も合わせて法的問題の整理検討を進め、10月の追加調査を経て報告書にまとめる方針という。
集計済みの207人のうち、居住地は「県内」が7割を占める153人、年齢層は60代以上が8割を超えた。
具体的な被害(自由回答)では、90人が「腕をひねる、ねじる、強くつかむ」の行為を受け、このうち42人が内出血やあざが残ったとした。ほか「殴る」「蹴る」が5人ずつ、「胸ぐらをつかむ」「押し倒す」が2人ずつ。30代女性は自由回答で「男性隊員にしか排除されたことがない。女性がすべき」と訴えた。
座り込み現場から強制排除された後、1カ所に隔離されて拘束される環境に強制的に置かれたのは8割超えの176人。1日1~4回、1回当たり10分~1時間の拘束だったとした。自由回答では「日陰が全くない場所に拘束され、すぐそばの機動隊車両の排ガスでくらくらする」などが相次いだ。
調査に当たった籠橋隆明弁護士は、強制排除後の拘束は「法的根拠が明確ではない監禁で、不法性が高い」と問題視。「ごく一般的な市民が座り込み、新基地反対の県民世論を代弁する表現行為をしている。本来は政府が粘り強く対応し、対話で解決しなければならない領域で、彼らを犯罪者のように扱うのは民主主義の危機だ」と訴えた。