Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

空中給油訓練の危険性 - アメリカで訓練中の空中給油機墜落、乗員16人死亡

アメリカで訓練中の空中給油機墜落、

乗員16人死亡

 

A still image showing a crashed plane in flames in a field, taken from video footage

 

きのう、

アメリカ本国で空中給油機が墜落した。

 

大豆畑に落ちたため、さいわい民間人の被害はない。しかし、軍人16人が死亡した。

 

なんという事だろう。

墜落 大破 炎上。

そして全員の死亡が確認された。

 

実は、先月に米軍が嘉手納基地で F35BとMC130 (空軍所属 特殊作戦機) の空中給油訓練を行っていたことが、先日明らかになったばかりだ。

 

 

新型ステルス戦闘機 F35B は、アメリカで炎上事故を起すなど、調整も操縦もまだ不慣れな新型機だ。

 

f:id:ospreyfuanclub:20170711173708p:plain

 

アメリカは広大だ。米軍基地周辺に過密な住宅街があるわけではない。

 

しかし、いざ墜落事故が起これば、乗員は死亡、
消火活動で畑はダメになり、周辺住民は恐怖を味わう。

 

沖縄は狭い島だ。
米軍基地周辺に過密に住宅地がある。
狭い島に広い米軍基地があるのだから。

 

米軍基地という制御できぬ危険性、
なぜそんなリスクを抱えなければならないのか。

 

新型機と空中給油機の空中給油訓練。

なぜそんな危険な訓練を沖縄で行うのか。

 

アメリカ本国でも事故を起こす危険な空中給油訓練を沖縄の空に押しつけてくるのはやめてくれ!!

 

自分のところの庭先でやればよい。

 

Do it on your backyard!

 

www.bbc.com

ミシシッピ墜落事故:海兵隊の空中給油機墜落事故で16人死亡

2017年7月11日

アメリカ ミシシッピ州南部で、月曜日の16:00頃(21:00 GMT)に米軍機が墜落、少なくとも16人が死亡した。

事故は、首都ジャクソンから約100マイル(160km)北にあるルフレア郡で発生した。

ルフレア郡の緊急事態管理責任者は「16人の犠牲者のすべてが海兵隊航空機(空中給油機)に乗っていて、生存者はいなかった。」と言いました。

ミシシッピ州知事のフィル・ブライアント氏は、この事件は「悲劇」だと語った。

制服の男性と女性は毎日自分たちの自由を守るために危険にさらされています。
墜落事故の状況については、公式の詳細はすぐには入手できなかった。

ミシシッピ州のクラリオン・レジャーは、
「飛行機がサンフラワー・レフレア郡の大豆畑に落ち、5マイルの瓦礫を残した。」といい、
FBIが現場で捜査していたと述べた。

地元の消防長マーカス・バンカス 消防士は「ジェット燃料の点火によって何度も"高強度爆発"が起き、消火活動は何度も後退した」と語った。

彼は、4,000ガロンの泡を航空機に噴霧し火を鎮圧すると述べた。

海兵隊のスポークスマン、サラバーンス船長は、米海兵隊員KC-130ヘラクレス輸送機が「事故を起こした」と述べただけだ。

 

www.okinawatimes.co.jp

岩国所属のステルス戦闘機F35、沖縄で空中給油 嘉手納所属機と訓練

F35Bステルス戦闘機嘉手納基地岩国基地空中給油訓練

2017年7月10日 08:20沖縄タイムス+プラスニュース

 

【平安名純代・米国特約記者】
米軍嘉手納基地に飛来していた最新鋭ステルス戦闘機F35B(岩国基地所属)が6月26、27の両日、嘉手納所属の特殊作戦機MC130と沖縄近海で空中給油訓練を実施していたことが分かった。

海兵隊と空軍によるF35Bの合同空中給油訓練は、少なくとも日本国内では初めて。沖縄防衛局は、米側からは給油が目的で終わり次第、岩国基地へ戻ると連絡を受けたなどと説明していた。

爆音を響かせ離陸する最新鋭ステルス戦闘機F35B=6月26日午後4時47分、米軍嘉手納基地(下地広也撮影)

 高度な技術が必要とされる空中給油訓練を巡っては昨年12月、名護市沖で海兵隊のMV22オスプレイが嘉手納のMC130と夜間の空中給油訓練後に墜落する事故が起きている。

 米太平洋軍が7日、同軍のウェブサイトで報じた内容によると、訓練には海兵隊の第121攻撃飛行隊(岩国基地)と第172海兵航空支援中隊(普天間)、嘉手納所属の第353特殊作戦群と第18航空団が参加。「約8千ポンド(約1250ガロン)の給油に成功し、F35は約1時間半にわたり飛行を続けた」などと訓練を評価する空軍大尉の見解も報じている。

 複数の米国防総省筋は沖縄タイムスの取材に対し、空中給油は長距離飛行を伴う作戦に不可欠だが、F35は空中給油を頻繁に要するなどの指摘がなされており、訓練の必要性が重視されているという。