Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

高江でも辺野古でも強制排除の「二正面作戦」 - 渦中の安倍政権が沖縄に猛攻をかける、それを黙認する本土メディアも同罪だ !

とうとう始まった。

辺野古にも高江にも、両方に機動隊を差しむける。

 

辺野古で・・・

f:id:ospreyfuanclub:20170704191450p:plain沖縄タイムス

 

高江で・・・

やんばる🌻ぐらし on Twitter: "座り込み集会中、突如県道を封鎖する機動隊。早朝5時にこっそり資材を搬入した車両が出てきた。抗議。やんばるの森を守れ!森を壊し軍事基地を作る愚行を今すぐやめろ! #高江 https://t.co/rA57fCqTuy"

 

自分の足元は炎上しているくせに、安倍政権は、

辺野古と高江の「二正面作戦」で沖縄に猛攻をかけ、基地建設を強行しこちらの分断と消耗を狙っている。。

 

ところがだ。

 

全国のニュースを見ていたが、

安倍政権の斜陽を伝え、

都民ファーストを伝えても、

野球や将棋の話を延々と伝え、

芸能人の浮気事件を神妙に伝えても、

 

なぜか沖縄のニュースだけは流れない。

 

都民ファーストだなどと、

そんな東京中心主義を今更のように連呼されても、

 

都民の電力のために利用されたあげく棄民にされていく者たちや、

 

誰かの安心幻想のために基地を押しつけられている者たちが、

 

こんな鉄面皮な都民中心主義の跋扈に何を感じているのか、考えたことがあるのだろうか。

 

本土メディアは、多くの国民が都民ファーストなる自己中心的で傲慢な言葉に冷ややかであり、こんな帝国主義にツユほどの共感もない、という真実になぜ直面できないのか。

 

本土メディアは、五月の本土復帰45年目を多少報道したぐらいで、それで沖縄を報じないメディアの大罪が少しでも減じられたとでも思っているのだろうか。

 

これほどの意識の乖離はどうやって生じたのか - 沖縄復帰45年目、NHK の世論調査からわかること - やんばる日記

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昨年とまったく同じだ。

 

まるでバキュームのように、

本土メディアは沖縄を真空地帯にする。

 

沖縄を孤立化させ、

出口なしの悪夢に追い込む。

 

その間隙で安倍政権のやりたい放題の工事強行、

そして無知と無関心によるデマとフェイクが闊歩する。

 

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そう

これらは車の両輪なのだ。

 

本土と沖縄の分断を生んでいるのは、

まずもって本土の、あるいは都民ファーストのメディアなんだということ。

 

こうした日本メディアの帝国主義的なあり方を自己検証することなく、メディアが日本の政治の臓腑を切り分け解剖するなんてことができるわけもない。

 

渦中の安倍政権が沖縄に猛攻をかける。

そして、

それを黙認する本土メディアも

安倍政権と同罪だ !