72年前のきょう 1945年4月17日 「馬乗り攻撃と火炎放射器」
2017年4月17日
アメリカは、開発した最新兵器を戦場で試す。
太平洋戦争でアメリカは、火炎放射器を使った。
文字どおり、敵めがけて「火炎を放射」するのである。
兵士が背負えるような携帯型もあれば、戦車から火炎を吹き付ける型もあった。
そんな恐ろしい兵器が、沖縄各地で使われた。
なぜなら、日本兵は洞窟内にいて出てこない。
火で炙り出す作戦だ。
それでも出てこないなら、洞窟の背後や上部を爆破し、正面、背後、上部から攻撃する。
火炎放射器や爆弾を使って攻撃した。
洞窟から出てこないなら、焼いてしまえということだった。
日本軍の〝人間爆弾〟も恐ろしいが、アメリカの攻撃法も恐ろしい。
戦争とは、人間がどれだけ残酷になれるのかを勝負する場でもあるようだ。
いったん戦争を始めたら、とことん残酷な状況を体験することになる。
だから、戦争は絶対にやってはいけないし、加担してもいけない。
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