2017年3月30日
■ 戦後はまだ終わってない ■
やっと、戦没者の身元特定のDNA鑑定に、手足の骨が使えるようになった。
がまの中で、森の中で、
地中に、納骨堂に、沖縄のあちこちで、待ってるんだよ。
南方の島々にも。
遅すぎる、何故こんなにほっておいたんだ?
遺族が生きている内に、お家に帰してあげよう。
国がはじめた戦争で、
死に放置され、骨になっても長いこと無かったことにされて、
「お国のため」なんて事はまやかしだったんだと 、身をもって示しているのだから。
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3月30日 20時06分 NHK
戦没者の身元特定 腕や足の骨もDNA鑑定の対象に
戦後70年以上が経過して戦没者の遺骨の収集が難しくなる中、厚生労働省は身元の特定につなげようと、これまで歯に限っていたDNA鑑定の対象を腕や足の骨にも拡大する方針を決めました。
厚生労働省によりますと、国内外のかつての戦地には、およそ113万人の戦没者の遺骨が残されたままで、厚生労働省は平成36年度までを集中期間と位置づけ、収集を進めています。
これまで厚生労働省は収集した遺骨の身元を特定するため、DNAが比較的、保存されている歯に限って、鑑定をおこなっています。しかし、歯そのものが残っておらず、DNAを採取できないケースが少なくないことから、厚生労働省は30日の専門家会議で、DNA鑑定の対象を腕や足の骨にも拡大する方針を決めました。
厚生労働省は、4月1日から新たな鑑定を始める方針で、「高齢化が進む遺族の元に、1人でも多くの遺骨を帰せるよう、身元の特定に全力を尽くしたい」としています。