2017年2月11日
■ 八重山からの声 ■
『沖縄は本島も宮古も八重山も、日米で「軍事要塞(ようさい)化」が進められ、かつての「沖縄戦」のように再び“国の盾”として戦争の最前線基地になる。』
国境の島々では・・・
国が国防だ!と要塞化を進め、
裏を返せば
そこが内地を守る捨石にされるのだと、
島んちゅは経験からわかっている。
自衛隊誘致賛成派も、
それはわかっているのだ。
大国と戦って勝てるとも思わないし、
島が戦場になるなど許せるものではない。
自衛隊誘致賛成派の心境は
『国が言うならしょうがない、きっと戦闘は起こらないよ大丈夫だから、今は目の前の金をとろう』
なんだも思う。
誰も、自衛隊が島も守るなんて思ってない。
移住ウヨは信じているようですが(笑)
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八重山毎日新聞より
沖縄本島も石垣も大変な事態になってきた。…
沖縄本島も石垣も大変な事態になってきた。名護市辺野古では政府が県民の反対を無視してジュゴンの住む海に、巨大なコンクリートブロックを投入して埋め立てを開始。
石垣でも沖縄防衛局長が中山市長に早期の自衛隊配備を伝達したのだ
▼これに自衛隊配備候補地の周辺住民が「いよいよ恐ろしい状態になってきた」と危機感を語っていたが、まさにその通りで沖縄は本島も宮古も八重山も、日米で「軍事要塞(ようさい)化」が進められ、かつての「沖縄戦」のように再び“国の盾”として戦争の最前線基地になる
▼そこで中山市長には「自衛隊は市民同士の対立と分断を招くので事前に断るべきだ」と求めてきたが、これを一切無視して受け入れを表明
▼この結果それが現実のものとなり、筆者の周辺でも新空港建設の白保のように、かつての仲間や友人あるいは兄弟親戚同士がたもとを分かって敵対したり、距離を置いたりして賛否で仲たがい。小さな島はあちこちで対立と分断の不幸な状況がみられる
▼それを市長は幸せ度調査で石垣市は過去2年3位、2位と上がってきたのでことしは全国1位を目指すと語っていたが、どういう感覚だろうと思う
▼トランプ旋風の米社会のように対立と分断では、中山市長の目指す「日本一幸せあふれる石垣市」は“画餅”だろう。
(上地義男 )