東京新聞、論説副主幹の謝罪がなければ意味がない
2017年2月3日
■ 東京新聞、論説副主幹の謝罪がなければ意味がない ■
あの沖縄差別番組「ニュース女子」で司会を務めていた東京・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏。批判の高まりを受けて東京新聞は遅まきながら謝罪記事を掲載し、また今日の琉球新報でも一面で掲載された。
し・か・し、だ !!!
肝心の長谷川氏の言葉はひとつもなく、また謝罪の意思のない副主幹に関して、社としての処遇についての言及も一切ない。
長谷川氏の謝罪なくして謝罪記事など、なんの意味もない。
なぜ、当の問題を引き起こしている長谷川氏のコメントがないのか、また長谷川氏の見解をなぜ「社内に留め置く」としているのか。
そして、その当人の見解が公表されないまま「東京新聞の論説副主幹」を務め続けるなんてことが、一体あり得るのか (怒) (怒) (怒) !!!
東京新聞は社をあげて対応していただきたい !
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BuzzFeed Newsは記事が掲載された2月2日、東京新聞に対し、下記3点の質問を送付した。
1.番組に出ていた長谷川幸洋副主幹のコメントがないのはなぜか
2.記事の掲載にあたり、長谷川副主幹に事情を聞いたのか
3.していないなら、その理由。したのなら、その経緯
その上で、長谷川副主幹へのインタビュー取材も依頼した。2月3日、改めて電話をしたところ、深田論説主幹が対応した。前日の質問事項は、深田氏の元まで届いていなかったという。
やりとりは、以下の通り。
ーー長谷川氏へのヒアリングはしたのか
「ヒアリングはしました」
ーー経緯や内容などについて伺うことができないか
「社内に留め置きたいと考えている。弊社の見解は昨日の紙面の通りです」
ーーなぜコメントがないのか、読者が望んでいるのでは
「あなたの想像の質問に答えられない。記事の通りということです」
ーー長谷川副主幹の取材依頼には応じられるのか
「応じられない」