軍隊とは: 「我が軍」になった自衛隊
2016年12月3日
■ 軍隊とは ■
自衛隊は「我が軍」になってしまった。
それを許していいのか、違憲論議はもう消えたのか。
『どんなにかっこいい言い方をしようが、軍隊は人殺しのための組織であって、それ以外の仕事はオマケでしかない。
相手が攻めてくるかもしれないから自分たちも軍隊を持つのだ、というのは、相手が殺すなら私も殺す、という脅し合いである。その考え方がまちがっているとは言わない。
しかし(事実上)軍隊を持つのならば、私たちは子どもに「人殺しは悪いことだ」と言うことはできない。「人の命を大切にするんですよ」とも言えない。それらはすべてウソであって、「自分の命のためには、人の命を犠牲にしてもいいんですよ」という現実を私たちがつくっているのだ。』