護衛艦「いずも」を空母化して米「海兵隊」に先行提供、その意味、政府は国民に説明しましたか - 国民が知らないうちに米海兵隊と一体化された自衛隊
増税して
国民の合意なく粛々と軍事化
護衛艦「いずも」を空母化し、
米海兵隊の戦闘機に先行使用を約束しているという。
これ、
国民にその「意味」の説明ありましたか。
日本政府はこれまで空母を保有しなかった。もちろん専守防衛に敵地攻撃用の空母など必要ないからだが、
それで、護衛艦空母化するのは、「太平洋の防空強化と自衛隊パイロットの安全確保のため」、つまりいざという時の航空機の止まり木だよ、などと言っていたが、
そんなことはおためごかしで、
今年3月には、米海兵隊の総司令官に、日本の護衛艦を空母として米軍に提供することを確約していたという訳だ。
国民はいつそんなことを合意しましたか。
8月16日
空母化「いずも」に F38B をのせると発表。その5日後、
8月22日
その空母「いずも」は米海兵隊の戦闘機に提供すると、既に米海兵隊総司令官に伝えていることが判明。
そもそも、米海兵隊に提供するという意味、国民に説明したんですか。多くの国民が「海兵隊」とは何かを知らないままで進められる米海兵隊と自衛隊の一体化。
海兵隊 (Marine Corps) とは、
上陸作戦と陸上戦闘を主任務とする侵攻部隊。これのどこが「自衛隊」の任務と一致しますか。
小出しに、
しかし「粛々と」国民に明かされる
日米軍一体化の実態。
それは米海兵隊との一体化だ。
さあ、心してください
今からもどんどん勝手に出てきますよ。
増税し、
国民に何らの説明もなく、
自衛隊を我がもの顔で私物化して米軍に提供。
いつ何時、他国の上陸作戦に投入されても
まったくおかしくない。
あのパールハーバーのようにいつでも日本政府は戦争に手を染めることができるのだ。
政府はこれまで、空母化の目的について「太平洋の防空強化と自衛隊パイロットの安全確保のため」と説明していた。
護衛艦「いずも」、最初の利用は米軍機 日本側が伝える
事実上の空母に改修される海上自衛隊最大の「いずも」型護衛艦をめぐり、日本側が今年3月、米軍首脳に対し、米軍機が先行利用する見通しを伝えていたことがわかった。航空自衛隊への戦闘機F35Bの配備に先立って空母化を進め、米軍との連携を強化する方針を示した形だ。
複数の日本政府関係者が明らかにした。
今年3月26日、来日した米海兵隊トップのネラー総司令官(当時)は安倍晋三首相を表敬訪問したほか、岩屋毅防衛相らとも懇談した。日本側の関係者はネラー氏に対し、昨年末に策定された防衛計画の大綱や中期防衛力整備計画に基づき、「いずも」型護衛艦の「いずも」と「かが」の2隻を空母化する計画を説明した。海自の艦艇に5年に1度実施される定期検査の期間を使って改修に乗り出す方針を伝えた。2014年度末に就役した「いずも」は20年度、16年度末に就役した「かが」は22年度、それぞれ甲板の耐熱の強化や整備庫、電源の工事などの改修が予定されている。
日本側はあわせて、F35Bを念頭に短距離で離陸し、垂直着陸ができる戦闘機(STOVL機)について、予算計上から配備まで約5年かかるため、配備されるのは24年度以降になることも伝えた。
空自へのF35Bの配備時期に先立って空母化を進める計画を踏まえ、日本側は日米共同訓練や、飛行中のトラブルで米軍機が緊急着陸する必要が生じた場合を想定し、ネラー氏に「改修後のいずも型護衛艦の甲板で発着艦する最初の戦闘機は、米軍のF35Bになるだろう。甲板上での戦闘機の運用の要領など協力と助言をお願いする」などと要請。ネラー氏も「できる限り支援する」と応じたという。
政府はこれまで、いずも型の空母化の目的について「太平洋の防空強化と自衛隊パイロットの安全確保のため」と説明。米軍機の発着艦の可能性については「緊急時に(米軍機が)降りられる滑走路がないという場合もある。絶対に米軍のF35Bが護衛艦に載ってはいけないと申し上げるわけにはいかない」(岩屋防衛相)などとしていた。
米海兵隊と一体の「同盟軍」などと言葉はいいが、
自衛隊は「日本軍」となり
米国が始める戦争に
まっさきに送られるのは空母「いずも」だろう。
今でも不平等で理不尽極まりない
属国二流市民扱いの「日米安保」だ。
日本の兵士は属国の傭兵さながら、
もっとも酷い扱いで
もっとも酷い戦場に送りこまれるだろう。
米海兵隊の「最終目的」
米海兵隊のバーガー総司令官は21日、東京都内で記者会見し、在沖縄海兵隊のグアム移転について、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設の進展次第だと述べた。日米両政府は2012年、移設とグアム移転を切り離すことで合意したが、リンク論を完全に否定するのは難しいとの認識を示した形だ。
バーガー氏は、普天間移設と海兵隊のグアム移転に関し「双方ともグアムおよび辺野古における建設工事の進展に依拠している」と強調。実現するには、グアムのインフラ整備と辺野古への普天間代替施設建設の両方が前進する必要があると指摘した。
また、米海兵隊のステルス戦闘機F35Bによる海上自衛隊の「いずも」型護衛艦の利用をめぐり日本側と話し合ったと表明。事実上の空母に改修後の「いずも」型から、海兵隊のF35Bが発着できるようにするのが「最終目標だ」と語った。