沖縄で、県民よりも米軍をまもっている日本の防衛局が、準絶滅危惧種アジサシの巣作りすらぶち壊す - ろくでなし
名前ばかりはご立派な「環境学者」「動物学者」で構成されている「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会」の皆さん、息していますか。お元気ですか。今何をしてますか。
沖縄に夏をつげる海鳥、アジサシが
今年もやってきた。
美しすぎる鳥である。
沖縄防衛局の退去呼び掛けをよそに自由に飛び回るエリグロアジサシ=1日、名護市の辺野古崎周辺(金良孝矢撮影)市民と沖縄防衛局のにらみ合いのそばで…絶滅危惧種アジサシが悠々と舞う 繁殖のため辺野古に飛来 - 琉球新報
準絶滅危惧種であるアジサシが飛来し、
辺野古の岩場にやってきて子育てのための巣作りをしようとしている。
ところがなんと、
そのシュワブ島にネットを張り
アジサシの巣作りを妨害する者たちがいる。
防衛局である。
移動性の動物は
繁殖の場所を記憶し、記憶を頼りに戻ってくる。
これらの白く穢れなき鳥たちは、
辺野古のアジサシなのだ。
おのれのすがたを
よくみるがいい。
この国は
平和のためにカネを使わず、
戦争の準備ばかりに何兆円も使う。
白いアジサシが飛来する海を埋め、
一機何百億円もする戦闘機やらオスプレイが飛び交う基地を沖縄に押しつけようとする。
こんな醜く愚かな人間に
ほんとうにつける薬はないのか。
ネットを張って追い払いたいのは、
アジサシではない。
あんたたちのほうだ。
準絶滅危惧種アジサシの繁殖地 沖縄防衛局が営巣防止ネット 辺野古の新基地建設現場 市民ら批判「巣作り奪う」
2019年6月1日
新基地建設が進む沖縄県名護市辺野古沖で、渡り鳥アジサシの繁殖地になっている岩礁(通称シュワブ岩)に緑色のネットが掛けられていることが30日、分かった。市民らは「工事でジュゴンが姿を消し、ウミガメも浜辺を追われ、アジサシの飛来も減った。さらに巣作りも奪うのか」と怒りの声を上げた。
アジサシの繁殖地の一つ、通称シュワブ岩にネットを張る作業員=30日、名護市辺野古
シュワブ岩は埋め立て区域内にあり、シュワブ沖の平島、長島と並ぶアジサシの繁殖地。辺野古で見られるエリグロアジサシやベニアジサシは環境省のレッドリストで準絶滅危惧種に指定されている。
沖縄野鳥の会の山城正邦会長によると、環境省の指針では、繁殖が始まっている場合は終了まで見守る必要がある。一方、繁殖していなければ事業主が営巣防止対策を取ることができるという。山城会長は「毎年のように飛来・繁殖がある場合、今回の対策が適切なのか」と疑問を呈した。
で?
日本の環境省は、沖縄の基地公害と自然破壊から沖縄をまもるため、今までいったいどれだけのことをしてきたのかな。
そして、
何度も何度もたずねているが、
名前ばかりはご立派な「環境学者」「動物学者」で構成されている「普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会」の皆さんは、いったいどんな成果をあげ、どれだけ報酬をもらっているのかな。
平成30年4月10日現在
普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境監視等委員会
委員名簿
荒井修亮 京都大学フィールド科学教育研究センター教授
池田駿介 東京工業大学名誉教授
奥山隼一 国立研究開発法人水産研究教育機構 西海区水産研究所研究員
茅根創 東京大学大学院教授
五箇公一 国立研究開発法人国立環境研究所 生態リスク評価対策研究室長
塩田正純 元工学院大学工学部教授
田中厚子 琉球大学助教
仲田栄二 名桜大学非常勤講師
中村由行 横浜国立大学大学院教授
原武史 全国水産技術者協会理事長
安田陽一 日本大学教授
矢吹哲哉 琉球大学名誉教授