Osprey Fuan Club

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R.I.P. 琉球大学 東清二 名誉教授逝く - 真の学者の良心と力を我々に灯台のように示してくれた研究者の言葉

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あっという間に
12月だ。
 
なんという一年間だったか。
 
デマで汚された名護市長選挙に始まり、つづく工事、翁長知事の死去。四面楚歌で、絶望的かと思えたが、
 
承認撤回と知事選で、
沖縄は力強く再び民意を突きつけた。
 
それでも防衛局が「私人」になりすまし「行政不服審査」を申請し、なし崩しに工事を再開。
 
 
さらに石材積み込み予定の本部港が使用できなことがわかると、今度は民間企業である「琉球セメント」の港を、白いテントとカミソリ歯のついた鉄線で張り巡らした。
 
そこで大浦湾埋立のための石材を積み込む予定なのだ。
 

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白いテントで張り巡らされた琉球セメント。

 

琉球セメントは、もともとは本土の山口県、あの宇部興産が母体だった。そしてお察しのとおり、岸信介の長男であり安倍晋三の甥の岸信和が勤めた会社でもある。
 

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突如現れたテント幕にずらりと敷かれたカミソリ有刺鉄線。カミソリ有刺鉄線を引きならべることに何の意味があるのか、本当に意味不明だ。

 

民意を簡単にひねりつぶす政府の横暴。
 
辺野古基地建設一つ止めることもできず、問うこともできないのなら、日本の「民主主義」は「ごっこ」でしかない。
 
戦後の「平和」を先人から譲り受けた我々は、こんな腐った「ごっこ政治」を子どもたちに譲り渡そうとしているのだ。
 
確認されていたジュゴン三頭のうち、二頭が確認できていないというニュースもあった。
 
また大浦湾の希少サンゴがどうなったのか、防衛省がやっているという「移植」はどうなっているのか。
 
潮の流れが止められた今、環境と自然学者らによる辺野古環境監視等委員会は、いったい何をしているのか。
 
そんななか、
翁長知事に続き、
 
またもう一人、
勇気の人がグソーに旅立っていった。
 
沖縄動物学の第一人者、琉球大学の東清二教授である。
師の教え子だった者も多いはずだ。
 
政府の了承機関になり下がっている、腐りきった本土のサンゴ専門家や藻場の研究者が並ぶなか、
 
8月の猛暑のなか、日本サンゴ礁学会 茅根創氏 や 服田昌之氏が「移植」承認 - 日本サンゴ礁学会は「ハマサンゴが高水温期に強い」とするエビデンスを提示せよ !
 
石垣出身の東教授だけは、
 
真の学者の良心と、学問に支えられた信念の力を、我々に灯台のように示してくれた。
 
ほんものの学者の力強い声を我々に語り掛けてくれた。
 
もう一度、
 
8月11日の県民大会の際の
東教授の言葉を振り返りたいと思う
 
これが本物の学者の、
本物の言葉である。
 

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私は2014年4月から沖縄防衛局が設置した環境監視等委員会の副委員長を勤めていましたが、今年4月に正式に辞職が認められました。

 

最初は環境監視等委員会でちゃんとした監視ができると期待していました。

 

それで埋立区域を含めて海がめの産卵場とジュゴンの食草であるアマモなど海藻の分布と密度、ジュゴンが何頭いるのかどれくらいの頻度で来ているのかなど、調査を依頼したのです。が、全然返事が来ない。

 

何も調べていないのです。

 

委員会での発言の確認も、

第一回のあとは、ありました。

 

しかしその後は、議事録ができてくるたびに全然違う。発言をしてもこちらの要求などは書いていない。

 

委員会で藻場の問題も話しましたが、それは議事録には載らない。

 

防衛省は自分たちの都合の悪いことは議事録に載せないのです。

 

委員の意見を聴いてそれを守るのが、防衛省のはずなのに自分たちに都合の悪いことは一切書かないで、都合のいいことだけ書いて、それを守っていくだけなんです。

 

そんな委員会は意味がありません。

 

県外からの委員には沖縄のことはわからないんです。沖縄に来てはじめて珊瑚を見た人もいたんじゃないでしょうか。

 

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とにかく委員会で何を言っても、開発一点張りで、珊瑚のことだけは答えてもそれ以外のことはまともに答えない。

 

海藻藻場のことなどは見ないことにしよう、聞かないことにしよう。工事ありきで、他の意見は聞かない。

 

環境監視と言いながら、工事を続けるため、何らかの了解を得るための委員会だと防衛省は思っているようです。

 

工事を継続させることに関係ないことには耳を貸さないという態度、これでは意味がない、何のための委員かということで、私は2015年3月に辞めると事務局に伝えました。

 

沖縄防衛局からは、「この件で取材があれば、事務局に聞いてくれと答えなさい」(註・口止め) と言われました。

 

辺野古大浦湾の環境は優れています。とくに藻場はすごい。あんなに広い藻場は他にありません。

 

これを埋め立てるのは自然破壊そのものです。

 

沖縄本島の山を崩して埋土を持ってくるのも自然破壊です。

 

辺野古大浦湾の埋立はやめさせることです。

中止すべきです。

 

沖縄にはもうこれ以上軍用基地はいらないのです。

 

慰霊の日の翁長知事の発言には本当に感激いたしました。

 

私は、

 

翁長知事の

埋立承認撤回を支持します !

 

12月1日のタイムス記事から

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