防衛局にだまされるな ! 沖縄県は絶対に防衛局にサンゴ採捕許可をだしてはいけない、その理由とは - 「移植」という名の伐採

いや、もう、

そもそも、へんな話だ。

 

防衛局はサンゴの専門家なのか?

 

7月に「発見」したという希少種のサンゴを、一切報告もせず、工事を続行し、洗浄されていない岩ズリをドカドカと大量に投入しておきながら、

 

13群体が死滅したのは、「高水温が原因で、工事の影響ではない」と主張する。

 

おかしな話だ。

 

14群体のうち13群体が「死滅」とか、

 

希少サンゴ「死滅」してから、はじめて公表するなど。

かぎりなく怪しい話といってもいい。

 

そして

生き残った1群体を移植するため

県側に採集許可をだせという。

 

だいたい、大浦湾や辺野古のイノーのサンゴは他の場所と同じように白化現象が見られるものの、毎年、他の海域と比較して、大浦湾や辺野古のイノーのサンゴは、白化現象が低く抑えられている。

 

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辺野古大浦湾チリビシ西ポイントの見事なサンゴ群。9月7日のサンゴ白化調査時における写真。【写真 = ダイビングチーム・レインボー】

 

 大浦湾の海域は、

サンゴにとってまるで聖所のようだ。

 

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なぜ他の場所に比べて白化現象が少ないのか、その原因はよくわかっていないが、専門家によると、他の海域よりも本来の自然に近い環境が奇跡的に維持されているからだと考えられている。

 

その奇跡のような海、大浦湾では、たとえ白化の影響下にあったとしても、その多くが、また夏場を過ぎて、再び復活・再生していくのである。

 

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同じく、大浦湾のサンゴ白化調査をするダイビングチーム・レインボーのメンバー

【写真 = ダイビングチーム・レインボー】

 

これほどフロートの外側は良好なのに、なぜ区域内のサンゴが13群体も「死滅」したのか、1群体しか生きていないのか、

 

まったく摩訶不思議、

かつ大問題だ。

 

いったい防衛局は区域内で何をしているのか。

保全する」「移植する」といいながら、サンゴを黙々と殺していると疑われても仕方ない。 

 

そうではないというのなら、

防衛省は、即刻工事を中止し、調査を受け入れ徹底的に区域内のサンゴの現状を調査させよ !

 

県、工事停止求める/新基地建設 環境保全措置「不適切」

沖縄タイムス+プラス

2017年10月3日 00:00

名護市辺野古の新基地建設を巡り、翁長雄志知事は2日、沖縄防衛局の環境保全措置は埋め立て承認時に付した留意事項に反しているとして工事を止めるよう行政指導した。その上で、工事区域内への県の立ち入り調査やサンゴ類の保全策に関する県との協議を求めた。指導に法的な強制力はない。 防衛局は9月の環境監視等委員会で、埋め立て予定海域でレッドリストに記載された希少なサンゴ1群体が見つかったことや、K9護岸を使用して資材を海上から搬入する計画を明らかにした。

 知事は、

(1)サンゴの発見は7月だったが県への報告がなかった

(2)事前協議なくK9護岸に係船機能を持たせた施工をしている

−ことを問題視。サンゴの保全対策とK9護岸の実施設計に関する協議が整うまで工事を実施しないよう求めた。

 知事は2日の会見で、防衛局の姿勢に関し「不適切かつ不誠実で見過ごすことはできない」と指摘。「環境保全の視点を欠き、工事を優先する姿勢は大変遺憾だ」と批判した。

 防衛局は、7月に希少サンゴ14群体を発見したが、9月1日までに13群体が死滅したと説明。県は発見段階で報告があれば保全策を検討できたとして、防衛局の姿勢を批判している。

 

そして、防衛省が主張しているところの「残った1群体」を救うため、

 

防衛省はサンゴを「移植」するためのサンゴ採捕許可を県側に求めている。

 

辺野古に絶滅危惧サンゴ/防衛省 県に移植許可申請へ

沖縄タイムス+プラス

2017年9月28日 00:00

 【東京】名護市辺野古の新基地建設区域の辺野古側海域で、環境省が定める「海洋生物レッドリスト」で絶滅危惧2類の「オキナワハマサンゴ」など14群体が見つかり、うち1群体が現在も生存していることが27日、沖縄防衛局の調査で分かった。13群体は死滅、消失した。防衛局は28日に県へ説明した上で、生存しているサンゴを移植するため近く、県に特別採捕許可を申請する。県は防衛局に照会を重ねるなど厳しく審査し判断する見通しで、工事に影響が出る可能性もある。

 

(写図説明)7月に辺野古側海域で発見されたオキナワハマサンゴ。現在も生きているが、部分的に白化が進んでいる=名護市、9月18日撮影(沖縄防衛局提供)

 

(写図説明)レッドリストのサンゴが発見された海域

 

 新基地建設海域で同レッドリストのサンゴが見つかったのは初めて。長径6・5センチで移植基準に満たないが、防衛局は貴重種のため移植が必要と判断した。移植時期は10月〜11月が望ましいとしている。同日、防衛省で開かれた第9回環境監視等委員会で防衛局が報告した。

 

 

なんという詭弁 !

なんという調子の良い話だ !

 

サンゴ保全のために県が防衛局に移植許可を出すべきと思うなら、とんでもない。

 

これが「サンゴを保全」という口実で工事を進めるためにだしてきた防衛省のストーリーであることをしっかりとこころしてほしいのだ。

 

サンゴの移植技術はアクアリウム (人口水槽) の中での技術であり、自然界では確立されていない。サンゴ移植が可能ならば、そもそも絶滅の危機に瀕したりなどしていない。

 

 

防衛省は、そんな前人未到の自然界でのサンゴ移植技術をもっているわけもない。

 

それどころか、防衛省レッドリストにも環境保全も関心がない。

 

 

かなり弱った群体を切り取り、他の海域に移してそれを生存させることなどできるわけもない。

 

誰が移植をするのか。

移植の失敗をどう責任とるのか。

責任の所在もない。

 

 

ただただ工事のためにサンゴを伐採し

他所の海に転がして殺すだけ。

 

「移植」という名の伐採なのだ。

 

防衛省レッドリストにも環境保全も関心がない。

 

もし、そうではない

環境保全を重視するというのなら、

 

防衛局は即座に工事を中止し、

専門家の調査を受け入れよ !