宮古島のまもるくんが負傷、そして入院した - けっして住民から「まもるくん」のように愛されない機動隊 -
台風が過ぎ去った。
そして、まもるくんが入院した。
あの台風18号のさなかでも、宮古島の人々を見守る任務についていた、あの「まもるくん」だ。
ふたりのまもるくんが負傷した状態で発見され、道路に運んでもらって、そして入院中である。元気になったら、また勤務に戻るというから、頼もしい。
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まもる君 台風で“負傷” 立ち番の2体 宮古島 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
台風18号の影響で、宮古島市内各地で交通安全の立ち番勤務をする警察官型人形「宮古島まもる君」2体が14日、“負傷”した状態で発見された。1体目は市平良の交差点に立っていたが、本来いた場所から約50メートル離れた畑の中に泥だらけで倒れていた。2体目は市上野にいたまもる君だ。
突風で飛ばされた後、誰かが運んで道沿いに寝かせたとみられる。まもる君を管理する宮古島地区交通安全協会は2体を“入院”させた上で、再度立ち番勤務に復帰させる予定。
まもるくんが突風で吹き飛ばされても、宮古島の住民の誰かが運んでくれる。
日頃のまもるくんをみんなが愛しているからだ。
まもるくんは、住民を暴力的に排除したり、「土人」と呼んだりはしない。
女性に頭蓋骨骨折などのけがを負わせたりもしない。
住民を見守るのが、まもるくんのお仕事だ。
市民を強制的に運びだし排気ガスの中に囲い込む、
どこぞの警察幹部とは大違い。
9月15日午後1時すぎ、米軍キャンプ・シュワブゲート前では新基地建設に反対する市民らを機動隊が強制排除しました。本日2回目です。市民らは「違法工事やめろ」「警察はけがをした女性に謝罪はないのか」などと抗議しました。工事車両約70台が出入りしました。#辺野古 #沖縄 pic.twitter.com/YmZKrJrOSg
— 沖縄タイムス辺野古・高江取材班 (@times_henoko) 2017年9月15日
9月13日午後3時53分、キャンプ・シュワブゲート前できょう3回目の資材搬入がありました。台風18号が沖縄地方に接近する中、砕石などを積んだ工事車両計172台が基地内に入りました。#辺野古 #沖縄 pic.twitter.com/BQ6cRZXtaS
— 沖縄タイムス辺野古・高江取材班 (@times_henoko) 2017年9月13日
9月13日午後0時51分、キャンプ・シュワブゲート前ではきょう2回目の資材搬入がありました。時折雨が打ち付ける中、機動隊員が座り込みの市民を強制排除しました。午前中にあった1回目はゼミ合宿で訪れた本土の大学生たちが様子を見ていて、中には涙ぐむ人もいました。#辺野古 #沖縄 pic.twitter.com/p2ifBY1Ou6
— 沖縄タイムス辺野古・高江取材班 (@times_henoko) 2017年9月13日
まもるくんの背中は大きいが、
機動隊は住民に愛されることもない。
宮古島の人々に愛されているまもるくん、
ゆっくり養生して、また任務に復帰してくださいよ。