これが米軍クオリティー - 防衛相が自粛要請し米側が受け入れるも、数時間後には勝手にオスプレイが飛びまわる
爆笑だ。
小野寺防衛相がオスプレイの国内飛行自粛を要請し、米国側はそれを受け入れた・・・はずだった。
が、米軍のその舌の根も乾かぬうち、
数時間後にオスプレイが勝手に沖縄の空を飛ぶ !
飛行自粛の申し入れ後も沖縄でオスプレイが飛行 | NHKニュース
どっちなのかね
① 日本政府の要請なぞ米軍にはミジンコの声にしかすぎぬ、つまり日本政府がバカにされているのか、
② それとも、沖縄は日本の国内に入ってない二流市民の被差別地なのか、
③ それとも、米軍はまったく何らの統率もとれぬクズ兵のヨタ集団なのか、そんな米軍をカネと土地を与え、日本が寄生させているのか。
その答えは
どっちなんだ。
それとも、その三つとも答えなのか。
時系列でまとめてみた。
東京新聞 2017年8月6日 朝刊
在沖縄米海兵隊は五日午後、オーストラリア東部沖で同隊所属の新型輸送機オスプレイの事故があり、行方不明の海兵隊員三人の捜索・救助活動が行われていると発表した。
(小野寺五典防衛相は6日午前) 「米側にはしっかりとした情報開示を要求している」と指摘
小野寺氏はその後、報道陣の取材に対し「沖縄側もこの問題にさまざまな不安があると思う。その声をしっかりと受け止めていきたい」と述べ、早期に来県する意向を示した。防衛省関係者によると早ければ14日に来県する方向で調整している。
小野寺氏は「事故は二度とあってはならない。そこは米側にしっかり求めていきたい」と述べ、担当部局に情報収集に当たるよう指示したことを明らかにした。米側が捜索などを進めているとして、現時点で米側に抗議や飛行停止は求めていないという。
菅義偉官房長官も同日のNHKの番組で「安全が最優先というのは事実だ。原因究明をとにかく最優先で行っていただきたい」と述べた。
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北海道新聞 08/07 05:00
小野寺五典防衛相は6日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイがオーストラリア北東部沖で墜落した事故を受け、日本国内でのオスプレイの飛行を当面自粛するよう米側に申し入れたことを明らかにした。道内では10日からオスプレイ6機が参加する日米共同訓練が予定されており、日本政府はその際の飛行の可否について米側と再調整に入った。
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朝日新聞デジタル 2017年8月7日00時02分
小野寺五典防衛相は6日、「国内におけるオスプレイの飛行を自粛するよう(米側に)申し入れた」と記者団に明らかにした。米側は「申し出を受け止める」と回答したという。
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NHKニュース
沖縄のアメリカ軍普天間基地に配備されている輸送機オスプレイがオーストラリアの沖合で事故を起こしたことを受けて、小野寺防衛大臣がアメリカ軍に対し日本国内でのオスプレイの飛行の自粛を申し入れる中、7日午前、普天間基地からオスプレイ1機が飛び立ちました。地元の反発がさらに強まることが予想されます。
在日米軍のシュローティ副司令官は7日、小野寺五典防衛相と防衛省で会談し、米軍の新型輸送機オスプレイに対する日本政府の飛行自粛要請にもかかわらず、7日に沖縄県内で飛行させた理由に関し「安全性を確認した上で、運用上必要だと判断した」と説明した。
名護市沿岸で墜落した時もそうだった。
事故の原因究明もなくすぐに飛行再開する。
オーストラリアでの墜落、行方不明者三名の救助もいったん打ち切られ、機体の回収と原因究明が待たれるなか、
それでも沖縄の空をオスプレイが飛ぶ。
沖縄も犠牲の地なら、沖縄県民と欠陥輸送機の訓練をさせられている海兵隊員も人体実験に処されているといっていい。
防衛大臣や県知事の飛行自粛申し入れなど、
米軍にはなんの価値もない。
所詮、米軍にとって沖縄は占領地、戦利品、何をやっても構わない場所なのだ。
1945年 6月20日 『方面軍からの感状』 - オスプレイ不安クラブ 〜沖縄戦シリーズ〜72年前、米軍兵士が女性の髪を梳る。この女性の尊厳などカケラも考えることなく、満面の笑みで、あたかも仕留めた魚を自慢するかのように写真に撮る。
防衛大臣の形ばかりの飛行自粛要請と、
国民の命などなんとも思っていない米軍のタッグ、
いそいそと米軍の為に、いとも簡単に国民をいけにえとして差しだす、だらしのない日本政府。
そうやって、沖縄の米軍基地と軍機能は72年も維持されてきた。
欠陥オスプレイは内地でも飛ぶ。
日米合同訓練も平然と行うだろう。
米軍にとって、日本全体が「戦果」なのだから。
事故の原因究明もしない、つまり欠陥と知った上で運用している軍用機を、
国会の上から飛ばすがいい。
その時も、きっと政府は
「お国のため」だと我慢するのだろうな。