深夜まで頭上を飛ぶオスプレイ、さらに吊り下げ訓練。米軍は訓練改善示さず、日本がやすやすと市民生活を米軍にさしだすゆえに。
沖縄は72年前からずっと米軍に支配されている。
45年前に日本復帰したけれど、沖縄が強く望んだ「基地のない沖縄」には現在も程遠く、米軍支配と日本支配の二重支配にシフトしただけだった。
オスプレイが深夜十二時近くまで飛ぶ。
深夜飛行は「違反ではない」「最小限にとどめた」など、深夜飛行するのは当然だと言わんばかりの米軍。
ここは沖縄、うちなーんちゅの故郷。
島で生まれ島で育ち、
島で子を産み育て、
日本になるずっと前から、
米軍が攻めてくるずっと前から、
我々は先祖代々この島で生きてきたんだ。
この島は、米軍の軍事演習所なのか?
島全体を自由きままに飛び回る。
夜間、住宅地の上を飛ぶ訓練なのか?
我々住民を勝手に軍事演習の材料に使うのはやめろ!
安眠を妨害するだけではなく、
いつ落ちてくるともしれない恐怖の中で、
安らかな生活など出来るはずがない。
我々には人間らしく生きる権利がある!
自分の住む家の上を、生活する村落の上を、
危険な吊り下げ訓練のオスプレイが低空で飛んでいく。
そんなに夜間飛行訓練がしたければ
アメリカのあなたの家族を的にして、
あなたの家の上を「最小限にとどめて」飛べ!!
① オスプレイ深夜飛行
深夜飛行は「違反でない」「最小限にとどめた」 米軍、沖縄での訓練改善示さず
2017年7月22日 10:35
深夜飛行は「違反でない」「最小限にとどめた」 米軍、沖縄での訓練改善示さず | 沖縄タイムス+プラス プレミアム | 沖縄タイムス+プラス
在沖米海兵隊は21日、沖縄県宜野座村城原の集落近くで午後11時40分にも及んだ深夜の飛行訓練について、「いかなる2国間の取り決めにも違反しない」と表明し、改善する姿勢を示さなかった。本紙の取材に答えた。
集落に近いキャンプ・ハンセン内の着陸帯「ファルコン」では17日、オスプレイ1機が午後8時ごろから11時40分にかけて低空で旋回。日米合同委員会による騒音防止協定で午後10時~午前6時の飛行は「米軍の運用上必要と考えられるものに制限」と定めているが、海兵隊は「夜間飛行は乗員の練度を維持するために必要で、最小限にとどめている」と主張した。
20日の物資つり下げ訓練については「民間地上空ではなかった」と説明。宜野座村の住宅地上空で、同様の訓練をしないとの従来方針は守る意向を示した。
城原区の崎濱秀正区長は「米軍が勝手に必要だと決めて訓練されたらたまったものではない。日本政府が弱いからこういうことになる」と批判した。
② オスプレイ吊り下げ訓練
オスプレイ、宜野座村・民間地近くでつり下げ訓練 タイヤ落下事故から4カ月ぶり
【動画あり】オスプレイ、宜野座村・民間地近くでつり下げ訓練 タイヤ落下事故から4カ月ぶり | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス
2017年7月21日 08:05オスプレイつり下げ訓練米軍宜野座村
米軍のオスプレイが20日午前、沖縄県宜野座村城原の民間地近くで物資をつり下げて飛行した。物資つり下げが確認されたのは3月にタイヤを落とした事故以来4カ月ぶり。住民は激しく反発している。
物資をつり下げ、飛行するオスプレイ=20日、宜野座村(渡嘉敷健氏提供)
目撃した住民らによるとオスプレイは2機で、うち1機が物資をつり下げていた。キャンプ・ハンセン内の北側から着陸帯「ファルコン」に飛来。約1時間、交互に低空で旋回した。
琉球大の渡嘉敷健准教授(環境工学・騒音)の測定で、周波数20ヘルツの低周波音が91・1デシベルを記録した。
宜野座村の當眞淳村長は「まずは情報を把握したい」とした上で、「最近、夜間飛行など訓練が激しく、住民から苦情も出ている。地元の生活に最大限配慮してほしい」と求めた。
ファルコンでは17日にもオスプレイが午後11時40分ごろまで訓練した。村は19日、沖縄防衛局に対し、ファルコンの使用禁止、飛行を原則午後10時までに制限する騒音防止協定の順守などを米軍に求めるよう口頭で要望した。地元の城原区は25日、防衛局にファルコンの撤去を求める予定。
つり下げ訓練は昨年12月に民間地上空であり、地元の反発で中断。今年3月の再開当日にタイヤ落下事故を起こし、再び中断していた。防衛局は本紙取材に対してつり下げの事実は認めつつ、米軍に申し入れるかなど今後の対応は明らかにしなかった。在沖米海兵隊は回答しなかった。
2017年7月21日 17時06分 琉球朝日放送
米軍 落下事故起こした訓練を再び実施
いつか大事故になる、住民の悲痛な訴えです。宜野座村城原区で7月20日、アメリカ軍のオスプレイがタイヤのようなものをつり下げて訓練する様子が目撃されました。3月には同様の訓練でタイヤが落下する事故があったばかりです。
住宅から380メートルしか離れていないヘリパッドへ近づく1機のオスプレイ。1分ほど姿が見えなくなったあと、轟音とともに離陸した機体の下には複数のタイヤらしきものがつり下げられているのが分かります。
撮影した琉球大学の渡嘉敷健准教授は、取材に対し、民間地にも入り込んで飛行したように見えたと話しています。QABの取材に崎濱秀正・城原区長は「もしこれが万一人や車が通っている時に落ちたら大きな事故になることは間違いないですので」と話しました。
城原区の崎濱秀正区長は、2017年3月には城原区で実際にタイヤが落下する事故も発生したにも関わらず、同じ訓練を繰り返したアメリカ軍を非難しました。
城原区では、つり下げ訓練以外にも7月11日以降、特に訓練が激しくなっていて、宜野座村役場によりますと、18日には深夜11時半頃の飛行も目撃されています。
また、今回の訓練では、オスプレイ特有の低周波を示す20ヘルツの騒音が最大91.1デシベルを記録し、心理的不安などの影響と、建物が振動するなどの物理的な影響を示す環境省の参照値をいずれも大きく上回ったことも分かっています。
崎濱城原区長「最終的にどこへ抗議すれば聞き入れてもらえるのか、非常に困ってますね。毎年、何回も同じようなことを、内容もまったく同じようなことを抗議しに行くんですけど、抗議しないと我がもの顔で使用されるので、我々としては抗議に行くしかないと思っています」