72年前のきょう 1945年5月12日 「今帰仁村での住民虐殺」
北部の山中にいた日本兵は、山賊化していた。
武器を持ちながら山中を歩き、住民から食糧を奪いながら、
米兵をみつけたら、「遊撃戦(ゲリラ戦)」をするつもりでいた。
しかし、逐一上官から命令を受けるでもなく、誰かに行動を報告するでもなく、
数名で行動し、何日も、何日も、山中を移動する日本兵たちは、
もはや軍隊の兵ではなく、山賊だった。
いや、山賊よりタチが悪い。
山賊は、「お国のために…」という思想などない。
「お国」の敵と接触した者は、スパイだ!などと言いださない。
ましてや、そんな思想で人殺しなどしないだろう。
戦況がどうなっているのか、知ることもない彼らは、
米軍と接触する住民を監視し、スパイとみなした。
山賊が、「住民は国賊だ」と決めつけ、
なんの罪もない住民を、次々と斬殺していった。
これが「日本国の繁栄のため」の任務だったのだろうか。
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