Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

72年前のきょう 1945年4月12日 「この島を守っているのは兵隊だ」

2017年4月12日

ここ数日、北朝鮮と米国の「チキンゲーム」が報道され続けている。

北朝鮮は、世界最強の軍隊を持つ米国に挑発的だ。

どこかで見た、聞いた光景。

それは、まるで72年以上も前の日本国の姿を見ているようだ。

国民がひとりの人間を崇拝し、富国強兵を掲げている。

近隣諸国の迷惑など、考えもしない。目に入らない。

猪突猛進のごとく、ただ崩壊の道を突き進むだけ。

72年前の今日、日本軍は米国を相手に総攻撃を敢行した。

北朝鮮のように、自国民や近隣諸国の人びとの命を軽視し、

東の横綱を相手に『気合いで勝てる』と考える。

なんと愚かなことか。

北朝鮮は、かつての日本がそうだったように、勝ち目のない『イクサ』をしようと懸命だ。

北朝鮮の挑発的行動は、誰が見たってバカらしい。

我々は今、72年前の日本の姿を目の当たりにしている。

沖縄の人びとは、米軍と日本軍との間で行われた戦闘の中を右往左往した。

人びとは、日本兵から『住民は足手まといになるから退去せよ』と言われて避難壕を奪われて、

『この島を守っているのは兵隊だ』と言われながらも、

軍のために爆弾を運び、負傷した兵士を看病し、わずかな食料さえも提供した。

結果、沖縄県民はどうなったのか。

軍隊は住民を守らない。

それは、沖縄戦で証明されている。

守ってくれるはずの軍隊が、住民に支えられながら延命した。

皇軍は必ずイクサに勝ち、沖縄の島々を「兵隊さんが守ってくれる」と洗脳されていた沖縄の人びと。

沖縄に米軍の駐留を容認、歓迎する一部の沖縄県民よ。

沖縄が、もしも北朝鮮の標的になったらば、

それは、米軍基地を容認、歓迎してきた君たちの責任だ。

その根拠のない「安心感」のために、皆が代償を払うことになるからだ。

日本国民よ。

北朝鮮は、在日米軍を名指しで挑発している。

在日米軍が日本を守ってくれるなどと盲信するな。

在日米軍と共同訓練する自衛隊が日本を守ると思うな。

日本を、沖縄を、守る唯一の方法。

それは、かつての琉球王国のように、近隣諸国や来訪する大国に礼節を尽くす。

小国の武器は、外交のみ。

小国は、小国なりの方法で国民を守らなければいけない。

大国が脅威を感じるような軍隊を置かないこと。

武器を持たないこと。

敵を作らないこと。

方法は、それしかないのだと早く気づけ。

先の大戦で犠牲になった多くの人たちの死をムダにするな。

 

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