英雄とは
2017年4月9日
■ 英雄とは ■
むかし、むかし、沖縄がまだ琉球王国だったころ。
八重山に「オヤケアカハチ」という男がいて、琉球の第二尚氏三代目王、尚真が派遣した兵と一戦を交えたそうな。
「オヤケアカハチ」はイクサに負けたけど、八重山の英雄として語り継がれている。
「オヤケアカハチ」の銅像もあり、子どもたちによる現代版組踊の演目にもなっている。
当時の王府からすると、「オヤケアカハチ」は権力にたてつく「反逆者」。
古今東西、庶民にとっての「英雄」は、権力側にしてみれば「反逆者」である。
『被告は1面トップで英雄扱い』だと?
英雄か、そうでないか…など、権力側に付く産経新聞の記者が琉球新報と沖縄タイムスを読んだ「感想文」の中で述べなくてもよろしい。