次の世代に途絶えることなく平和のバトンを渡すためには、声を上げられる時に上げないといけない
2017年3月14日
■ 次の世代に途絶えることなく平和のバトンを渡すためには、声を上げられる時に上げないといけない ■
昨夜、ニュース女子の第二弾 と称したネット番組が放送された。
そこには、ネトウヨ達が拡散させた「基地反対派の暴力シーン」なる動画が出されていた。
なるほど、マスクをとれと迫る暴力か。
そこに至る過程の映像はひとつもない。機動隊の暴行シーンも反対運動側が多数怪我をしていることにも触れず。
なんども救急車を呼んだのは何故か。機動隊が激しい暴行と乱暴な排除を行った結果、多くの人が怪我をおわされたからだ。
警察に訴えても取り上げてもらえず、起訴も受け付けず揉み消したのだ。
機動隊や海上保安庁の粗暴 暴力行為、 そこは出さずに、「過激派!」「これはテロですね!」。
幸福の科学『fact』が意図的に さもいつもそうであるかのように作り上げた映像をもちだして。
あれがテロなら、機動隊や海上保安庁や防衛局職員などは凶悪集団テロ組織だと言えるだろう。
テロだ過激派だと反対運動を押さえ込み視聴者の目を曇らせるのに躍起な番組構成。
番組内容全てが沖縄差別に満ち満ちていた。
山城さんが昨夜みれなかったことは不幸中の幸いです。
見ていたらきっと、体調を悪くしたでしょう。
素敵な御夫婦、勇気と希望と、平和を体現する強い力。
鉄条網を少し切っただけの軽い罪で人権を無視した長期拘留、即刻解除せよ!
格子の中に入れられるべきは、集団で多くの市民を暴行し怪我をさせた 機動隊と海上保安庁の方だ。
2017年3月14日 06:52 沖縄タイムス
山城博治議長と接見した妻「間違ったやり方は続かない」「希望を忘れず平和への思いを」
山城博治辺野古高江ヘリパッド辺野古新基地・普天間移設問題と沖縄の民意
沖縄平和運動センターの山城博治議長と接見した妻は13日、本紙の取材に答え、「支援に勇気をいただいている」「間違ったことは続かない。声を上げ続けたい」と語った。
要旨は次の通り。
なぜ初公判前なのか。なぜ私だけなのか。なぜ微罪でこんなにも長く勾留されるのか。おかしなことが多くて、接見と言っても手放しでは喜べない。裁判所は接見禁止を全面的に解除してほしい。勾留されているのは夫だけではない。2人を早く保釈して、正義と良心を見せてほしい。
接見した夫は思っていたよりずっと穏やかな顔をしていた。狭い部屋の中でも歩き回って、今までにないくらい体調管理もしっかりしているようだ。真っ先に親戚や友人への気遣いと差し入れをしてくれる人へのお礼を語っていた。
今回、私自身が抗議行動の場に行くようになって、夫が多くの方に励まされていることを初めて知った。県外からわざわざ来る方もいる。みんなそれぞれの大切な時間を割いてくれている。私一人ではとても耐えられなかったと思う。勇気をいただいている。直接言えない方々にも感謝の気持ちを伝えたい。
高江に通うようになってから、夫は1週間に1度、自宅に帰れるかどうか。玄関でバタッと倒れ込んで、声をかけるとソファまではっていく。「なぜこんな時代に生まれたのか」と思ったことはあるが「行かないで」「やめて」と言ったことはない。
次の世代に途絶えることなく平和のバトンを渡すためには、声を上げられる時に上げないといけないと思っている。今回、夫だけでなく多くの方が逮捕、勾留された。10年前に高江の抗議行動が始まった時には誰も予想もしなかったことが襲いかかってきている。何でも足音というのは一歩手前になってみないと聞こえないものなのだろうか。
でも、こういう間違ったやり方は長くは続かない。希望を忘れず、平和への思いを強く持って、今ここでやらなければいけないことをやっていきたい。