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酉年の元日に思うこと

2017年1月1日

■ 酉年の元日に思うこと ■

2017年になりました。元日の今日、沖縄は晴れ晴れとしています。

沖縄の各地域では、家族の健康と安全をてぃーだ(太陽)に祈願する人も多いことでしょう。

さて、当クラブでは、酉年のこの一年、ニワトリの『酉』ではなく『鳥』について、沖縄の鳥たちを紹介しながら色々と考えてみたいと思います。

幼い頃、「鳥っていいな」と思った時期がありました。自由にどこへでも飛んで行けるなんて、すごい能力があるな…と。

でも、鳥の中には「飛べない鳥」もいます。日本で一番知られているのは、ヤンバルの森に生息するヤンバルクイナではないでしょうか。

飛べないがゆえ、危険回避が苦手。野生化したネコやイヌ、外来種マングースのような小動物に襲われます。しかし一番の天敵は、鉄の塊を自由に操り、高速でヤンバルクイナの縄張りを駆け抜ける『人間』だと思います。

飛ぶことで、人間が操る鉄の塊や小動物から危険回避できる鳥でも、絶滅危惧種になってしまった鳥たちも沖縄にはいます。

復帰後、『本土に追いつけ、追い越せ』と経済発展ばかりを重視してきた沖縄県

本土からの観光客を呼び込もうと、山を削り数々のホテルを建て、海岸線を整備して人工的な『絵はがきっぽい』ビーチを造り、イノーと呼ばれる浅瀬は埋め立てられ、コンクリートの防波堤やテトラポットを配置していきました。

それらのインフラ整備により、沖縄に生息する飛べる鳥たちも影響を受けました。森では繁殖地を奪われ、山から流出した赤土やコンクリートによってイノーで採れていたはずのエサを失いました。

幼い頃、『自由でいいな』と思えた鳥たち。本当は、自由な生き物なんかじゃない。鳩のように、平和の象徴なんかでもない。私たち人間の都合で、エゴで苦しめられている生き物なんだと今は思います。

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写真は、ヤンバルの森に生息する鳥たち。
(画像は「やんばる野生生物保護保護センター ウフギー自然館」より
http://www.ufugi-yambaru.com/yanbaru/yanbaru_tyourui.html)

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