Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

やつらの詭弁にだまされるな

2016年12月12日

■ やつらの詭弁にだまされるな ■

安倍政権とともに歩むブラック企業電通さんからの提言ですと (笑) 。

それでなくとも賭博大国ニッポンは、ギャンブル依存症対策もろくにしてこなかったというに、

各省庁が胴元になるって、こんなに儲かるからなのか、それとも次期トランプ王にカードを切るよう薦められたか、

看板を変えれば世論を動かせると、いかにも電通が政権から金をもらって頑張りそうなことですな。

賭博、危険、ギャンブル、マフィア・暴力団マネー・ローンダリング、依存症・・・そんな賭博の現実を、読み方を変えるだけで魔法のように諸問題が氷解できるなど ( ゚Д゚)。

カッシーノ」が、優しさ、リゾート、軽快・マイルド、おしゃれ、ファッショナブル、イタリアン・地中海 ??? ・・・なんだよ、このバカの垂れ流しは。

無知というのは恐ろしい。

アメリカに行けばわかる。カジノ (英語でカッシーノと発音する) はじつはあちこちにある。

白人に豊かな土地をすべて奪われ、痩せた土地に囲い込まれた先住民は、その居留地の経済復興の為に「カッシーノ」経営権を勝ちとった。豊かな土地を奪われた先住民のネイションにとっては、それは生存をかけたリスキーな「賭け」だった。

しかし、居留地に実際足を運んでみればいい。自殺、アルコール依存症家庭内暴力、犯罪、生活保護。どれだけたくさんの「カッシーノ」による負の遺産と向き合っていかなければならないことか。

だから誇り高い先住民リザベーションでは白人企業が誘致するカッシーノ建設に根強く反対運動をしている。白人資本家が巨額の富を得る一方で、多くの人が地獄の苦しみを生きなければならないカッシーノは、決して先住民にとっての「福音」なんかではないからだ。

ある時、色褪せたソックスによれよれのドル札をつっこんでカシーノにきたアルコール中毒の女性は、「私たちは頭が悪い。白人に土地を奪われて、白人にだまされて生きている」といったが、共にいた誇り高いチェロキーの青年はこう言いきった。「白人の持ち込んだカッシーノに依存している限り、まともな生き方はできないよ。」

その時、そのチェロキーの青年に、土地を奪われ勝手に基地の島にさせられても基地に依存しないで生きることを選択したウチナーのちゅらさ (潔さ) が重なった。

日本で賭博をカッシーノと言葉を変えただけで賭博の問題が氷解するなんて、巨大資本と政治家の考えそうな印象操作だが、それは決してアメリカ先住民にとっての福音でもなかったし、日本の国民にとっての福音でもない。

奴らの詭弁に弄されるな、ということだ。

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松尾貴史「季刊 25時」
https://twitter.com/kitsch_matsuo/status/807973502472962049

「石原知事時代、彼からカジノのシンポジウムで都庁に呼ばれた。依存症対策と入場者を海外からの観光客に限るという条件付きで賛成だった私は今完全に反対に意見を変えた。この法案の体たらくから、政府はカジノ産業の健全な運営など出来ないという確信をもったから。字数が余ったので、観自在菩薩行深…」(´艸`*)

casino-ir-japan.com

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