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~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

FA-18戦闘攻撃機墜落 (米海兵隊 / 高知県)

2016年12月8日

■米軍のFA18戦闘攻撃機高知県沖で墜落■

7日夜、高知県の沖合で、アメリカ軍のFA18戦闘攻撃機1機が墜落し、乗っていたパイロット1人が緊急脱出しました。自衛隊の航空機などが現場付近でパイロットの捜索にあたっています。
防衛省によりますと、7日午後6時45分ごろ、高知県土佐清水市足摺岬の東南東およそ100キロの海上で、アメリカ海兵隊のFA18戦闘攻撃機1機が墜落したという情報がアメリカ軍から入りました。乗っていたパイロット1人が緊急脱出したということで、自衛隊の航空機7機が現場付近で捜索にあたっているほか、護衛艦4隻が現場に向かっているということです。
墜落したFA18戦闘攻撃機山口県にある岩国基地の所属で、当時は同型の2機で編隊を組んで飛行していたというこで、防衛省が詳しい状況の確認を進めています。
アメリカ軍の軍用機は、ことし9月にも沖縄本島の沖合で、海兵隊ハリアー攻撃機1機が墜落し、パイロットが緊急脱出して救助されています。
墜落したFA18は通常訓練中
アメリカ海兵隊によりますと、このFA18戦闘攻撃機からパイロット1人が午後6時40分ごろに緊急脱出していて、現在、行方を捜索しているということです。戦闘攻撃機は当時、通常の訓練を行っていて、事故の原因については調査中だとしています。
墜落は室戸岬の南約90キロ
高知海上保安部によりますと、7日午後7時20分ごろ、アメリカ軍の戦闘機が室戸岬の南およそ90キロの海上に墜落したという情報が自衛隊から寄せられたということです。巡視船など2隻を出して詳しい状況を調べていますが、今のところ漁船などへの被害の情報は入っていないということです。

また、高知県漁業管理課によりますと、午後8時半現在、高知県沖の周辺を航行する漁船などに被害があったという情報は入っていないということで、引き続き確認を進めています。
過去の米軍機 墜落事故
アメリカ軍の軍用機の墜落事故はこれまでにも繰り返し起きています。
ことし9月には沖縄本島の東およそ150キロの海上でアメリカ海兵隊ハリアー攻撃機1機が墜落し、パイロットが緊急脱出して救助されました。

3年前の平成25年5月には沖縄県の嘉手納基地に所属するF15戦闘機1機が、沖縄本島の東の海上に墜落しています。

また、4年前の平成24年7月には千島列島沖の太平洋で、青森県三沢基地からアラスカに向かっていたF16戦闘機1機が海上に墜落しています。

17年前の平成11年には山口県岩国基地に所属するFA18戦闘攻撃機1機が、高知県沖の上空で空中給油の訓練をしている際に別の機体に接触して墜落しました。
このほか、FA18戦闘攻撃機は、4年前にアメリカ南部のバージニア州で住宅街に墜落する事故が起きています。

アメリカ軍のFA18戦闘攻撃機は、国内では山口県岩国基地に配備されているほか、神奈川県の横須賀基地に配備されている原子力空母の艦載機としても運用されています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010798711000.html

 

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