北朝鮮の挑発と日本のメディア

2016年9月12日

2016年9月9日、北朝鮮が5回目の核実験を行った。

その数日前の9月5日には、弾道ミサイルを3発を発射。それらは、日本海EEZ (200海里=370.4Km) 圏内に落下している。

覚えてる?

北朝鮮が「人工衛星」と称する物体を打ち上げたとき、日本中のメディアが大騒ぎした。

海外では、「ロケット打ち上げ」として報道されていたが、日本政府やメディアは、「人工衛生と称するミサイル」という言葉を用いた。

沖縄県上空を通過した北朝鮮の「人工衛星と称するミサイル」で大騒ぎした国民は、核兵器の恐ろしさを二度も経験し、原発による汚染被害を今も経験しているにも関わらず、北朝鮮の核実験に対し、さほど脅威を抱いていないように見える。

しかし、沖縄県上空を通過しただけの物体は「脅威」として、あれだけ大きく扱われ、有事さながらに自衛隊まで出動、配置された。

なぜか、「沖縄」に関わることでは、なんでも「脅威」が増し、沖縄から離れた地域での軍事的な出来事は、例えそれが日本本土に近い場所であろうとも、「脅威」として扱わないメディア。

不思議だね。

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写真: (上) 防衛省がイメージする9月5日の弾道ミサイル落下地点。①
写真: (下) 「人工衛星と称するミサイル」の飛翔経路図。②
※ いずれも防衛省ウェブサイトより。「2016年の北朝鮮による弾道ミサイル発射について」http://www.mod.go.jp/j/approach/surround/pdf/dprk_bm_20160909.pdf

EEZ は領土から200海里(370.4Km) * であることから、東北地方の西海岸から一番遠く離れた地点で落下していたとしても、370.4Km。それよりも近い地点に落下した可能性はある。
*(https://thepage.jp/detail/20131020-00000001-wordleaf 参照)

② この図で示された「わが国領域」から上空 390Km および 500Km の地点を物体が通過。その後、「わが国領域」から遠い地点に落下したものと思われる。

→ 日本政府およびメディアは、上空 390Km および 500Km の地点を通過し、海外では「ロケット打ち上げ」と報道され、打ち上げ予定日が事前に通告されていた「物体」について、大きく報道、Jアラートも発動され、自衛隊イージス艦やPAC3などが展開された。(http://www.huffingtonpost.jp/2016/02/06/j-alert_n_9178762.html および http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/02/3-17.php)

→ 韓国の聯合ニュース(http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2016/09/09/0300000000AJP20160909006400882.HTML) によると、今回の北朝鮮による核実験は「10〜12キロトンで、広島に投下された原爆(15キロトン)の67〜80%水準」とのこと。

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