Osprey Fuan Club

~ 沖縄の歴史から現代の政治まで ~

ある若者の声。故郷をみつめて ②

2016年11月2日

■■ ある若者の声。故郷をみつめて ② ■■
10月23日の事件

米兵による犯罪。
こういった報道を見るたびに思う。
「またか」と。

だけど本土では、違う。
こういった報道は全国紙ではされない。
だから本土の人には現状がわからない。
沖縄の基地問題に関しての、本土と沖縄での温度差。

本土の人間は無関心になりたくてなっている訳ではないと感じる。
報道されないから知り得ないのだ。
全国紙で取り上げられるのは今回の土人発言や、婦女暴行事件があった時ぐらいだ。
ましてや、米兵によるレイプ被害者が泣き寝入りしている現実などは、ネトウヨが拡散するデマと同レベルでのデマであると思われている。

日々、反基地運動で頑張っている姿や、非暴力不服従で闘いながら機動隊員らの理不尽な行動に耐える姿を知らない。知らされない。

だからネトウヨの思う壺。
デマを拡散し放題。

本土の人間は戸惑う。
「結局、沖縄の人の本心がわからない」
「反対派も容認派もいるんじゃん。容認派の方が結局多いんじゃないの?」
「基地の地代で儲かっているから、本音は基地があった方がいいんでしょ?」

沖縄の基地問題、本土ではとても分かりづらい。沖縄の人の本当の声が届いていないから。デマばかりが横行し、本土の人間は何を信じたらいいのかわからないから。無関心の人ばかりではない。だけど真実がわからないから、軽はずみな発言は控えている方も多いのではないかと感じる。

基地があるから、弊害が生まれるんだ。
基地がある限り、私たちは苦しまなければいけない。
あと何年、続くんだろう?

もう、終わりにしたい。
終わらせたい。

www.okinawatimes.co.jp

 

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