2016年3月27日
「沖縄はタブーだ。テレビではできない」
そうやって、ウルトラマンは生まれていったのか。
金城哲夫さんと上原正三さん。
ウルトラマン誕生にこめられた暗号を読み解いてみたい。コード化された物語を読み解いてみたい。
でも、今も「沖縄はタブーだ。テレビではできない」 では困る。
冗談じゃない、沖縄を語れば、日本の何かが根源的に変わる、そうであるならば、逆に、沖縄を語っていくことで、この混迷した国のあり方に光がみえるはずだ。
沖縄を語りつづける。
「言葉を奪われた民族はアイデンティティーを失い、従順になりやすい。侵略者の常套手段だ。沖縄の子どもたちが番組を楽しみながら、ウチナーグチの勉強ができればいい。それが僕にとっての琉球独立。400年前に奪われたアイデンティティーや言葉を50年、100年単位で取り戻していかないと。その種まきをして、タンメー(おじいさん)は死にたい」
ウルトラマンの精神よ永遠なれ!